安上がりに夕食を イタリアにもハッピーアワー

物価高のイタリアで外食を安上がりにあげる方法、夕食編。

ハッピーアワーを利用する。

日本でもアメリカでも、ハッピーアワーってあるから、
知ってる人、利用したことある人は、多いんじゃないでしょうか。

イタリアにもあります。
もう5,6年ほど前から、ミラノ、ローマなどの
大都市を中心に盛んになってきた。

もともと北の方ではアペリティーヴォ（食前酒っていう意味だが、
つまみを食べて、軽く飲むことを指す）っていうものがあって、
それが拡大発展？して、ハッピーアワーと呼ばれるようになった。

バールで夕食前の大体6時位から9時位まで行われる。
（ちなみにイタリアの夕食は遅い。夜6時なんてレストランに誰もいない。
いるのは日本人とスイス人だけ。7時でもまだ早い。
8時、9時スタートは当たり前だ）

その時間中にカクテル、ワイン、ビールなどの
飲み物（ノンアルコールもある）を注文すると、
おつまみ、軽食はタダ、食べ放題となる。

タダといってもちゃんとしたものが出る。
オリーブ、サラミ、ナッツ類、チーズなどの乾きもの系だけでなく、
サラダ、マリネなどの冷たい料理、
更にパスタ、ピッツアなど温かい料理も並んでいる。

これだけでお腹一杯になって、
若者はそのまま映画や踊りに行ったりする。
（ちなみに踊りの後、夜中にジェラートを食べるのが定番？となっている）

値段は、飲み物1杯5～6ユーロほど。
ただ、元をとろうと必死で食べているイタリア人は、
ほとんど見かけないので、くれぐれもお気をつけあれ。

知識ゼロからのカクテル&バー入門

• 作者: 弘兼 憲史
• 出版社/メーカー: 幻冬舎
• 発売日: 2002/06
• メディア: 単行本