ローマから帰国するはずだった知り合いが足止め。アイスランドの火山噴火による航空便キャンセルで。 [旅行]
ヨーロッパの空港であいついでいます。
遠くの出来事だと眺めていたら、
先日、ローマに仕事に行っていた知り合いが、
乗り継ぎ先のパリで足止め。
(ではなく、ローマで足止めでした)
今回の火山噴火が原因です。
その後、
知り合いがどうなったのかは聞いていないのですが、
こうした天変地異による航空便のキャンセルの場合、
どうなるのでしょうか?
日本に帰る便はすべてキャンセルされているようなので、
パリに宿泊するしかありません。
(ローマで足止めなので、ローマで宿泊でした)
空港で寝泊まりなんていうのが最悪の場合ですが、
ホテルに泊まることになるのがほとんど。
その際に、ホテル代は、誰の負担になるのでしょうか。
台風、大雪、噴火など天変地異の場合は、
航空会社(もしくは旅行会社)の責任ではなく、
従って、ホテル代は、個人(旅行者)の負担になります。
2月、ニューヨークに行って来ましたが、
ご存じの通り、何年に一度かの大雪が降り、
帰りの便はキャンセル。
コンチネンタル航空は数日後の同便を提示しましたが、
それまでのホテル代は、自分持ち。
仕事の都合もあり、他社の片道便を
自分で購入し、帰ってきました。
こんな場合(噴火は除く)、どうすればいいのでしょうか?
そう旅行保険をかけておくこと。
クレジットカードに付帯している旅行保険では、
こうした事例をカバーしていない場合があります。
MUFGカードゴールドプレステージは、遅延保険がついているhttp://www.cr.mufg.jp/apply/card/mufgcard_goldprestige/index.html
三井住友VISAゴールドカードは、2010年4月16日から、遅延保険の取り扱いを中止。
プラチナカードには付いています。(ホテル代などに2万円。食事代で2万円)
http://www.smbc-card.com/camp/pt/insurance.html
遅延による損害を補填するためには、
保険会社の旅行保険に加入しておくことが必要となります。
宿泊料金、電話代、代替の航空券購入などの一部を補填してくれます。
《大雪で欠航、空港閉鎖になった場合、航空券の料金の払い戻しはあるのか?》
AIU、航空機遅延(3万円まで補填あり)
http://www.aiu.co.jp/travel/zikorei/accident/j06.html
なおあくまでも厚意で航空会社から、
ホテル、ミールクーポン、アメニティキットを提供されることがある。
(ファースト、ビジネス、エコノミーでも正規運賃の乗客など)
これは、あくまでも厚意であり、航空会社の義務ではないので、
交渉しても、ダメな場合はダメ。
追記
先ほどメールがありました。
ローマで足止めを食っているそう。
明日には、帰りたいとのことですが、
飛ぶかどうかは微妙とのこと。
追記2
各種の報道によれば、噴火による火山灰の影響は
後数日、続く見込みのよう。
追記3
2010年4月16日、スポーツニッポン。
《シンガポール国際空港 欠航便乗客に無料ツアー》
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100416127.html
このツアーは、以前紹介した無料のものなのかなー。
《トランジットを利用した無料・格安のツアー 》
チャンギ空港は、評判がいいはずですね。
追記4
下のコメント欄にmiaさんが示してくれたように、
天災でも、地震、噴火、津波の場合は、保険の免責事項で、
特約をつけておいても、支払いはありません。
訂正します。
追記5
成田空港では足止めされた旅客のために、
成田国際空港会社、地元の旅館などが夕食を提供したよう。
噴火は免責事項にあたるので、航空機遅延補償をかけていても、保険金は支払われません。
http://www.aiu.co.jp/travel/pc/pdf/yakkan_021_02.pdf
第6条の4
by mia (2010-04-19 22:26)
miaさん、情報ありがとうございます。地震、噴火、津波は除外ですね。噴火に関しては、知り合いの旅行会社の人の話を鵜呑みにしてしまいました。訂正いたします。噴火でローマに足止めした知り合いは、1人を残し、キャセイで帰国したようです。
by nikitoki (2010-04-20 00:58)