2014年11月06日 - 未分類 ずいぶん前になりますが、トリノを訪れた時、当然のように大聖堂を見学。そこにあった「聖骸布」も見ました。「聖骸布」(せいがいふ)とは、およそ2000年前、十字架に架けられ亡くなったキリストを包んだとされる布です。そこにまるで写真のように、キリストの姿が 焼き付けられ、長髪のあごひげをはやした男性の姿を見てとることができるとされています。昔からその真贋を巡って議論されています。その「聖骸布(せいがいふ)」が、2015年4月19日から6月24日まで一般公開されます。公開中の6月21日に、フランシスコ法王もトリノを訪れるとのこと。この「聖骸布」は、杉綾織の亜麻布で、縦4.36メートル、横1.1メートル。大聖堂の中に安置されていますが、一般公開はされていません。普段、聖骸布博物館で公開されているのはレプリカ。(以前は大聖堂の中でレプリカが公開されていた)これまで機会があるごとに一般公開されています。来年の公開は、トリノ近郊出身で、修道会のサレジオ会を設立したジョバンニ・ボスコ神父の生誕200周年記念。なお見学は、サイトからの事前予約が必要です。〇1353年にフランスで発見 1578年よりイタリア・トリノの聖ヨハネ大聖堂で保管。〇これまで何度も研究者による科学的な調査が 実施されてきたが、現在も真偽につき結論は出ていない。〇公開はおよそ25年に1回のペースで一般公開。 大聖年の2000年に公開。2002年に修復作業が行われ、 2010年に公開。 2013年に、トリノ大司教が、2015年の公開を発表していた。イタリア政府観光局、2014年7月15日。《トリノ、聖骸布(サンタ・シンドネ)公開日決定 2015》http://visitaly.jp/santasindone2015.html「聖骸布(サンタ・シンドネ)」公式サイトhttp://www.sindone.org/diocesitorino/s2magazine/index1.jsp?idPagina=23930アーモイタリア、《聖骸布博物館 (Museo della Sindone)》http://www.amoitalia.com/torino/holy_shroud.html