デング熱。
日本に縁遠いものと思っていたら、
海外渡航歴のない埼玉県在住の
10代の女性がかかったと発表されました。
さらに東京都在住の男性、埼玉県在住女性も
デング熱にかかったと発表されました。
どちらも20代。
3人の共通点は、
同じ学校の生徒であるということ。
そして、学校近くの東京・代々木公園で、
蚊に刺されたとみられること。
3人は、ほかの生徒と一緒に8月初旬から週に3回ほど、
学園祭に向けて代々木公園でダンスの練習をしていたとのこと。
代々木公園にデングウイルスを保有している蚊がいて、
その蚊に刺されて感染した可能性が高いと。
東京都は、28日夕に駆除を実施するそうです。
取引先が代々木公園の近くにあるので、
何度も行っています。
この夏も訪れています。
蚊にさされたことはありませんが、
非常に驚いています。
日本の夏は熱帯だといいますが、
熱帯のウイルスが日本に入り込んでいるということですね。
もうずいぶん前になりますが、
フィレンツェに行ったとき、蚊が多いことに驚きました。
そして地元の人から、虎蚊(zanzara tigre)がいる。
刺されると非常にかゆく、赤くなり、はれたりするので、
気をつけるように言われました。
アフリカなどから渡ってきたよう。
またナポリなどでは、これもアフリカからと思われる
巨大な赤ゴキブリが繁殖して、市民を悩ませています。
日本でも海外原産の毒グモ「セアカゴケグモ」が各地に広がり、
繁殖していることが伝えられています。
また、インドネシア・ジャワ島原産のスズメバチ「ツマアカスズメバチ」が、
長崎県対馬市で発見されています。
人、物の往来が盛んになると、
招かれざるものもやってきます。
自衛しないといけないですね。
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