北海道新幹線。在来線となる函館ー新函館間を電化とJR北海道が提案。北陸新幹線に新型車両。

北海道新幹線の新青森ー新函館は、
２０１５年春にも開業が予定されています。

その先、新函館ー札幌間も、国は、整備計画にゴーサインを出しました。

が一番の問題は、函館―新函館（まだ仮称）間の経営分離問題。
北海道新幹線では、線形の関係で、現在の函館市内の

JR函館駅を新幹線の駅とせず、そこからおよそ１８キロ離れた
函館本線の現・渡島大野駅（北斗市）を新幹線の新駅として整備する方針です。

新函館駅と函館駅を結ぶ区間をJR本体から切り離すのが、
新幹線整備条件の一つ。
しかし、函館市など地元は、これに対し、従来、反対を表明し、
反発をしていました、

そこで今回、JR北海道が打ち出したのが、この区間の電化。
新函館駅まで北海道新幹線が開業する２０１５年度をめどに、
行なう構想で、総投資額は、およそ４０億円を見込んでいるようです。

これで地元の反発が収まり、札幌延伸に前向きになれるのでしょうか？

新青森ー新函館は2015年春の予定ですが、
北陸新幹線の長野―金沢間は、2014年春にも開業が予定されています。

その区間は、数多い新幹線の中でも傾斜がきつい「山登り新幹線」。
この延伸にともない、JR東日本は、E2系の後継となる、
次世代車両「Ｅ７系」を開発する方針です。

現在の「Ｅ２系」をベースにし、さらにけん引力をアップ。
また環境性能、快適さを一層、向上させる予定です。

既に基本設計に着手していて、2012年夏までには、試作車を完成させ、
試験運転を始める予定となっています。

いやー、新幹線の車両開発も進んでいますね。

2010年には、E5系「はやぶさ」が、国内最速３００キロ運転を、
始めましたが、今後、２０１３年春には、さらにスピードアップし、
時速３２０キロ運転が始まります。

秋田新幹線でも、「Ｅ６系」がデビュー。

Ｅ２系は、１９９７年１０月、長野新幹線でデビュー。
すでに更新の時期を迎えています。
もうそんなになるんですね。

長野の山岳ルートを時速１７０キロ以上で走行できる能力を持った車両です。
次世代のＥ７系は、モーターを強化し、山岳地帯でも時速２００キロ以上の走行が
できるようにするとのこと。

２０１４年の延伸時の東京ー富山は、およそ２時間１０分、
同じく東京ー金沢は、２時間３０分ほどを予定していますが、
新型E7系の投入でさらなる時間短縮を見込んでいるようです。

楽しみですね。

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