東京都中央区東日本橋にある薬研堀不動尊。
今年が、創建400年で、町のあちこちに、
街灯がつきました。(節電に反する?)
年末恒例の納めの歳の市及び大出庫市(おおでこいち)が、
2011年12月27日から開かれています。
仕事場がすぐ近くにあり、
今日の昼、浅草橋駅に行く用事があり、
歳の市が開かれているあたりを通ったら、
例年になく、賑わっていました。
この歳の市、大出庫市は、近くの問屋さんや、
業者が、店を出し、お正月用品とともに、
衣料品、バッグ、食料品などが格安で販売されます。
《薬研堀不動尊 納めの歳の市及び出庫市》
http://www.rurubu.com/event/detail.aspx?ID=10910川崎大師別院の薬研堀不動尊の歳の市が、「納めの歳の市」
と呼ばれるのは、かつて深川八幡、浅草観音、神田明神、湯島天神などで、
歳の市が開かれ、28日の薬研堀不動尊のそれが締めだったから、
江戸時代に始まり、特に、梅の盆栽が売られたので、
「梅市」とも言われていたそう。
昔は、薬研堀不動尊の前に、羽子板屋さん、臼、きね、まな板、
しめ飾り、門松など、正月用品を販売する店が出て、道路から人が溢れていたそう。
しかし次第に「歳の市」は、さびれていたったので、近所の問屋さんが協賛して、
衣料品、靴、日用雑貨などを、格安で売り出す出庫市を始めたのだとか。
昔は、問屋さんは、小売りをしなかったので、
問屋が販売することが珍しく、値段も安かったので、
大変な人気だったようです。
最近は、問屋さん自体閉業したり、規模が小さくなったり、
ユニクロ、ギャップなど安価なファストファッションが普及したので、
その賑わいも衰えていたのですが、今年の盛況はなぜなんでしょうか?
12月27日~20日、12時から20時までですが、
もう少し早い時間から開店しています。
また日が暮れてからも風情がありますが、
寒いのでしっかり防寒してお出かけ下さい。
薬研堀不動尊の通りでは、温かい食べ物を
座って食べられるお店あり。
最寄り駅は、都営浅草線東日本橋駅。
都営新宿線馬喰横山駅、JR総武線快速馬喰町駅、
JR総武線浅草橋駅。
問合せ:薬研堀不動院、歳の市保存会
中央区東日本橋2-12-8、
3866-3706