2011年08月11日 - 気になるニュース 少し前、京都大の中村秀仁助教が、ペットボトルに使われる樹脂を使った放射線測定用センサーを開発したとのニュースがありました。これまでのセンサー樹脂に比べて、格段に安いので、それを利用した放射線測定器が出来ればと思っていたのですが、発売されるようです。 ペットボトル樹脂を改良したセンサー「シンチレックス」を使ったカード型放射線検知器が、9月末にも発売される予定です、すでに試作品が完成しており、カード型で持ち運びも簡単。一定量の放射線を浴びるとセンサーが青く光ります。この光を電気信号に変えて、放射線量を測定する仕組み。これまでの樹脂の10分の一のコストで出来るということで、価格は、1万円以下になりそうとのこと。日本発の技術が活用されるのは、嬉しいですね。関連エントリー《エステーが家庭向けの放射線測定器「エアカウンター」を1万5750円で発売。》《宇宙航空研究開発機構が、家庭向けの 簡易線量計を開発。8月末から発売へ。2万円。》《セーラー万年筆が個人向け線量計を8月8日から発売。3万1395円。》《産学官連携により、革新的な放射線蛍光プラスチック(商標名「シンチレックス」申請中)の開発に成功~安価で高性能な放射線検出器の製造に大きく前進~》http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2011/110629_1.htm