「菅さんは何度かお遍路にみえたけれど、５３番札所で止まっている。
やるなら８８カ所全部回ってもらわないと。弘法大師が怒ってますよ。
四国で菅さんの評判は悪い。だから選挙も負ける」
と息巻いていた。せっかくのお遍路が裏目に出ている。》
うーん。
満願になっていないからと言って、
弘法大師は、お怒りにはなっていないと思いますけれど…。
菅総理がお遍路に出たのは、確か年金の未納三兄弟の時でしたっけ？
2010年、朝日新聞。
《３回落選、挫折重ねた菅首相 遍路始め「イラ菅治った」》
http://www.asahi.com/politics/update/0608/TKY201006080500.html
2004年、年金未加入問題で民主党代表を辞めた後に、
巡礼をはじめ、その後も何度か歩き続け、
最後は2008年6月で、53番札所円明寺にまで達しているとか。
遍路の効用として、 ご自身、
《昨年８月の高松市での演説では「『イラ菅』が治ったのも
四国のおかげかもしれない」と語った。》ようです。
歩き遍路なんですねー。
53番札所は、松山市和気にある円明寺。
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/53enmyoji/index.html
実は、親戚のおばさんの家の近くです。
53番と54番の間は少し離れています。
その間に、「花へんろ」で有名な脚本家の早坂暁さんの
ご実家前（富屋勧商場」。現在、同名の居酒屋あり）を通ることとなります。
課外授業ようこそ先輩、《「伝えたい遍路の心」》、2005年7月6日。
http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/archives/archives131.html
伊予細見、2002年3月号。《第 53 回 富屋勧商場の焼きそば》
http://www.trancewave.tv/~iyosaiken/gotisou/2002_03.php
次に訪れることになるであろう54番札所は、延命寺。
明治までは、「圓明寺」でしたが、53番札所と同名で
間違われやすいということで、
現在の「延命寺」に寺名を変えています。
http://www.88shikokuhenro.jp/ehime/54enmeiji/index.html
延命寺は、現在は、近見山山麓にありますが、
昔は、山頂にあったようです。
この近見山は、今治市内の小・中・高等学校の遠足の定番スポット。
（自分も何度か行きました。後は糸山）
山頂近くにある展望台からは、来島海峡とそこにかかった来島海峡大橋、
しまなみ海道で結ばれた芸予諸島が見え、さらに今治市街、
遠くは石鎚連峰も望めます。
ここまで来れば、歩き遍路もかなり楽。
54番の後、55番から59番伊予国分寺までは、
固まっており、一気にお参りすることが可能です。
ちなみに57番の住職は、最近、「ボクは坊さん」
という本を出された白川密成さんです。
《ボクは坊さん。 》（アマゾン）
《ボクは坊さん。》（楽天ブックス）
朝日新聞、2010年2月17日。
《ボクは坊さん。 白川密成さん》
http://book.asahi.com/author/TKY201002170278.html
《第1回 はじめまして。坊さんのミッセイです》
http://www.mishimaga.com/bousan/001.html
59番の次、60番横峰寺は、今治ではなく西条市になり、
少し離れています。
霊場3番目の高地にあり、「遍路ころがし」の難所の一つです。
この横峰寺を過ぎると64番札所までは、
また比較的固まってお寺が続きます。
（国道11号線沿い。道路で巡る場合、60番より、
61番、62番の方を先にしたくなる）
菅総理は、総理在任中は、多忙なため
お遍路は出来ないとおっしゃったと伝えられていますが、
お遍路はいつ再開してもかまいません。
いつでも誰にでも開かれています。
ご自身のペースで結願されますように。
《必携!四国お遍路バイブル (集英社新書)》（アマゾン）
遍路は、春の季語。
歩き遍路をするなら、春ですねー。
行きつけの美容師さんは、この夏休みに
遍路を始めると言っていましたが、
この炎天下、大変だろうなー。
近見山があるんだったら、遠見山もあるのでは？
《今治にある変わった地名？》
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/doinaka/iq/iq-h/i003.html
今は今治市になってしまいましたが、旧・波方町の
海山が遠見山。
海山城展望公園となっています。
http://www.oideya.gr.jp/plays/archives/2005/01/160016.php
この展望台からの景色も素晴らしいものです。
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《どれがお好き？ 炊き込み、刺身、お茶漬け風、3種類の鯛めし》
遍路の元祖について触れています。
《「コウノトリのクチバシの跡」とは？ アザと物語。南総里見八犬伝、桜姫東文章、般若姫伝説。》