「おおたけまこと容疑者が…」と流れてきました。
驚いてネットで見たら、リフォーム詐欺を働いた会社の社長のよう。
2010年5月19日、NHK。
《詐欺容疑 会社社長を逮捕》
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100519/t10014534701000.html
《江戸の備忘録》(楽天)
「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」
「鳴かぬなら鳴かしてみしょうホトトギス」
「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」
という、肥前国平戸藩主松浦静山作と伝わる
天下を制した三英傑の性格を表す句があります。
この句よりさらに詳しく、
磯田氏は三人の性格を具体的に記述しています。
猜疑心が強かった信長。
一度不興をかった家臣は、殺されると思い次々と裏切った。
秀吉は、そんな信長を反面教師にして、敵でも許し、
臣下にしたが、家康を信用しすぎて、結果として
権力をさらわれることになります。
家康は、信長以上の合理主義者だったとか。
「大将のつとめは、逃げること」で、剣の修行は不要と広言。
逃げるための手段として、競馬と水泳には、熱心に取り組み、
我が子には、みんなに泳ぎを学ばせたとか。
いやー、面白いですね。
幕末の作者不詳の落首に
「織田がつき 羽柴がこねし天下餅 座りしままに 食ふは徳川」
というものがあると伝えられていますが、まさにその通り。
ちなみに
ホトトギスつながりで、2010年5月17日天声人語が、江戸の俳人素堂の
《〈目には青葉山ほととぎす初鰹(がつお)〉。》を鰹の話をする枕に取り上げています。
この句。
皆さんは、ちょっとおかしいところがあると思われませんか?
俳句に詳しい人ほど、この句には疑問を持つはずなのですが…。
答えは?
《俳句には季語が入るが、普通は一句に一語で、二つあれば「季重なり」と言う。
初心者がうっかり誤ることが多い
▼ところが素堂のは「青葉」「ほととぎす」「初鰹」と三重奏である。》
この人口に膾炙したこの句は、「季重なり」の句なんですね。
言われてみれば、そうですね。
余りに有名な句なので、そんな疑問を抱くこともありませんでした。
有名な作家の作品を名前を変え、出版社に送ったところ、
酷評され、送り返され、出版を拒否されたなんて話を思い出しました。
さて大竹まことさんは、お昼にラジオのレギュラー番組をもっていますが、
その番組内でこのニュースは伝えたのでしょうか、気になります。
http://www.joqr.co.jp/golden/
ありゃ、大竹さんは、お休みだったようです。
お芝居かな?