すぐそばのところに製造工房と販売店がありました。
宮川商店がそれ。
電話:
055-298-2096住所:山梨県笛吹市芦川町鶯宿341
《芦川こんにゃく物語》
http://www.fuefuki-syunkan.net/2009/konnyaku.html道路脇にある工房兼販売所を訪れると、
入り口横にはお子さんの手書きの
かわいい宣伝チラシがありました。
入り口を入るとそこがすぐ製造場所。
湯気が上がっており、夫婦お二人が
まさにこんにゃくの製造中でした。
大きなボウルにすでに練り上がったこんにゃくを、
アイスクリーム用に使われるような大きめなスクープですくい、
手が形を丸く整えて、四角い大きな釜の中に投げ入れて、煮ていました。
そこで製造したものをあげて、水で洗えばできあがり。
それまでに、生いもをおろして、煮てという大変な作業が
あるようです。
こちらは、在来種の生いもから製品になるまで
手作りをしているとのこと。
作業中のご主人に伺ったら、
在来種のこんにゃくいもは、育てるのに時間がかかり、
なかなか大きくならないため、栽培する人は減ったが、
味に関しては、品種改良されたものより数段上だとか。
そのため、在来種の生いもを使っているのだとか。
そこがご主人夫婦の一番の思い入れ。
生いもは、同じ畑で栽培されたものでも、
中に含まれている水分がそれぞれ違い、
それを見極め、水加減をするのが難しいし、
それが蒟蒻作りの面白さでもあるのだそうです。
製造直売で、賞味期限は、3日ほど。
日がたつにつれて水が出て、堅くなるので、
出来ればすぐに食べてもらいたいとのこと。
丸いこぶし大のこんにゃくが入った二袋と、保冷剤を入れ、
発泡スチロール容器に、梱包してもらい、持ち帰りました。
(一袋に500円。新聞記事には5玉500円とある。
けれどもっと大量に入っていた。おまけしてくれた?)
帰宅後、早速、刺身にして、わさび醤油で食べましたが、
歯ごたえはあるものの、柔らかく、こんにゃくの風味が存分に感じられ、
かむと、弾力を感じ、その後、すっととけて、のどの奥に滑り落ちていきました。
いくらでも食べられそう。
電話で地方発送も頼めるようです。
《みやがわの生芋蒟蒻》
電話番号:055-298-2095
追記 2023年1月31日 ◯この時以来、芦川村には伺えていないのですが、 こんにゃく店は、引き続き営業されているようです。 格安で泊まれる宿泊施設 《笛吹市芦川やすらぎの里》 http://www.norabito.org/pages/yasuraginosato.html GW、もしくはそのあとの5月下旬、 すずらんが咲く頃、もう一度、伺ってみたいですね。