「銭湯に行き、風呂上がりに飲む飲み物は、何?」
こう聞かれたら、皆さんだったらどう答えますか?
なに、銭湯なんて行かない。
銭湯は通わなくても、スーパー銭湯、スパ、そして温泉には、
いらっしゃるのでは?
そこで湯上がりに飲むのは、自分の場合、あればフルーツ牛乳。
それも瓶入りだとベターなんですが。
最近、瓶入りは少なくて、紙パック入りが多いですね。
友達は、もう絶対コーヒー牛乳。
そしてその友達は、陸の王者、三田にある大学の出身なんです。
大学を卒業した後、
「コーヒー牛乳は、先生が日本で初めて紹介した」
と知ったそうです。
4月29日、読売新聞、
《学食で「文明開化ランチ」 牛鍋、トルコプレート 一般の人も》
(ネットには出ていないので、その元になったと思われるプレスリリースを)
http://www.keio.ac.jp/pressrelease/080409.pdf
慶應義塾大学は、今年2008年で創立150年。
様々な記念イベント、行事を計画しているようです。
この学生食堂のランチも、その一つ。
創立者・福澤諭吉にちなんだランチ、飲み物を食べられるようです。
どんなものが食べられるんでしょうか?
スタッフによるランチメニューの紹介。
http://keio150.jp/jyukusta/menu.html
現在、提供されているのは、
味噌すき牛鍋風、慶應土耳古(けいおうとるこ)プレートなど。
飲み物は、ビン入り牛乳、ビン入り珈琲牛乳、ラムネ。
その「ビン入り珈琲牛乳」の説明として、以下のような
福澤諭吉の文章が引かれています。
《「牛乳(洋名、ミルク)牛の乳を絞りそのままこれを飲む。
あるいは砂糖を和するのもよし。またあるいは口に慣れざるものは茶、
『コツヒー』(茶の類、舶来品)を濃く煎じ、混和して用いれば味はなはだ香し。》
慶應義塾大学ホームページ内、
《福澤諭吉と「食」》
http://www.keio.ac.jp/staind/247.htm
そこにも、上記と同じ文章が。
そして福澤諭吉が、日本でもっとも早い時期に珈琲牛乳を紹介した旨、
書かれています。
《牛乳を取り寄せていた築地牛馬会社の求めに応じて、その効用を社会に広める文章を記している。その中に牛乳と濃く煎じたコーヒーを混ぜて飲むと「味甚だ香し」という
一文があり、これは日本でもっとも早い時期に紹介された「カフェオレ」ではないだろうか。》
やっぱり友達の言は正しかったようです。
その頃の珈琲、そして珈琲牛乳はどんな味だったんでしょうね。
ところで、慶應義塾大学では、創立者の福澤諭吉だけが、「先生」だとか。
後は、教授だろうが、みな同じ。
決して先生と呼び合わないとか。
さて、その先生の出身地である大分県の市の近く、
湯布院で有名なのが、この珈琲牛乳プリン。
もし、先生がご存命の頃にあったなら、
召し上がっていたかもしれませんね。
《ゆふいんの珈琲牛乳プリンx5個【九州P0429】》
漫画で珈琲の知識をつけましょう。
1巻の第4話に魔法の珈琲牛乳が登場。
《珈琲ドリーム第1巻(コミック)》(楽天内)
最新巻は4巻。
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《珈琲どりーむ 3 (3) (芳文社コミックス)》
《珈琲どりーむ 2 (2) (芳文社コミックス)》
《珈琲どりーむ 1 (1) (芳文社コミックス)》
コーヒー牛乳で思い出すのは、関西では大人気の長寿番組で放送された
「コーヒー牛乳への旅」。
京都の小学生たちが、美味しいコーヒー牛乳の自動販売機があり、
そこでコーヒー牛乳を買うまでを隊員が体験するというものなんですが、
ほのぼのとした「味」があります。
《探偵!ナイトスクープDVD Vol.2 傑作選~マネキンと結婚したい!編》
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