経営的に困難な状況の陥っている
国内航空3位のスカイマーク。
アジア最大の格安航空エア味が支援の検討に入った
と2014年8月19日、日本経済新聞が伝えています。
スカイマークは、国内大手では独立経営を維持している
唯一の航空会社。
しかし、B380の購入を巡り、エアバス社との間で、
トラブルとなり、購入を断念。
前払い金に加え、巨額の賠償をする可能性があると
報じられ、苦境に陥っています。
一方、エアアジアは、かつて全日空と組み、
国内線に進出したものの、提携を解消。
今度は、楽天などと組んで、国内線再参入を
2015年夏にも計画しています。
エアアジアが、スカイマークの支援を行う目的は、
資本参加などを通じた経営権獲得が狙い。
スカイマークは先日、成田路線など不採算路線を休止、廃止し、
運賃を値上げするなどの対策を立てています。
しかし、羽田発着路線は、温存。
このドル箱とされる羽田発着枠を、エアアジアは、
狙っているとも。
〇エアアジアは経営権獲得に向け、
ＴＯＢ（株式公開買い付け）も視野に金融機関との調整に入った。
〇エアアジアは、エアバス製品をおよそ150機を保有する大口取引先。
スカイマークに対する違約金を減額するようエアバスに打診を開始。
〇航空法の外資規制があるため、エアアジアジャパンを通じて、
資本参加することを検討。
〇経営権が変わった場合に、国土交通省が羽田枠の保持を
これまで通りに認めるかは不透明と指摘。
〇なおスカイマーク株のおよそ3割を持つ西久保慎一社長は、
「単独での生き残りを目指す」と以前から発言。
〇19日、東京株式市場で東証１部のスカイマーク株がストップ高に。
上記、日本経済新聞の報道を好感。
50円高、230円
スカイマーク株は300円前後での値動き。
しかしエアバス社とのトラブルが報じられてから、株価急落。
8月12、13日には153円と年初来安値となっていた。
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