残念ながら、サッカーの日本代表チーム、
初戦を落としてしまいました。
試合を見た後、渋谷に用があって出かけたら、
たくさんの青いユニフォームを着た若者たちが、
なんだか元気なさそうに、家路についていました。
渋谷に向かう地下鉄の中でも、
多くのサポーターの人たちが乗っていました。
その車中で、熱心に車内で語っていたのが、
初戦敗れた日本が決勝トーナメントに進出する可能性。
データ上ではきわめて厳しいのだそう。
32チームを8組のグループに分け、
その上位2チームが決勝トーナメントに進む
という形は、1998年フランス大会から。
日本がW杯に初出場した大会ですね。
この大会以降、前回の南アフリカ大会までで、
初戦を負けたチームが決勝トーナメントに進出したのは、
わずか4チームなんんだそう。
日本は、今回で5大会連続出場。
それまでの4大会では、初戦を落とした
フランス大会、そしてドイツ大会は
2度とも1次リーグで敗退しています。
ドイツ大会はオーストラリアと対戦し、
1点先取点を奪ったものの、後半2得点され、
逆転負けをするという今回と同じパターンだったようです。
フランス大会から南アフリカ大会4大会
初戦は8×2×4=64試合
フランス大会以降、前回まで、
初戦で勝利した試合は46。
当然勝利チームは46チーム。
(敗退チームも46チーム)
そのうち39チームが
1次リーグを突破しているとのこと。
引き分けは18試合で36チーム。
うち21チームが1次リーグ突破。
敗れた46チームのうち、
決勝トーナメントに進めたのは4チーム。
その4チームとは、
トルコ(2002年の日韓大会) 相手はブラジル。
ガーナ(2006年、ドイツ大会) 相手はイタリア
ウクライナ(2006年、ドイツ大会)相手はスペイン。
そして
スペイン(2010年、南アフリカ大会)相手はスイス。
ご存じの通り、スペインは前回大会、優勝。
今回もオランダ相手に1-5と大敗しています。
それ以前には、
「グループリーグ初戦に負けたチームは優勝できない」
とのジンクスがあったそう。
それをスペインが覆したことになります。
46チーム中の4チームというデータ通りなら、
日本が決勝トーナメントに
進出する確率は、8・7%となりますね。
残るギリシア戦、コロンビア戦で、
日本らしいサッカーを見せて、
決勝トーナメントに進んでもらいたいですね。
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