記事にもあるように、現在、成田には
オーストラリアのジェットスターしか、
格安航空は就航していません。
現在、茨城空港には、中国の春秋航空が
就航を計画しており、来月からチャーター便で飛ばします。
《
茨城ー上海、往復で4000円。春秋航空が打ち出す。》
茨城に限らず、成田、関空などにどんどんと格安航空が進出してきそうです。
アジアの格安航空の雄・エアアジアは、成田ではなく
羽田とクアラルンプルを結ぶ新規路線の開設を広言。
成田にも飛ばすのでしょうか?
《
格安航空会社エア・アジアX、羽田―クアラルンプル便14000円で年内に就航。》
アジアで言えば、フィリピンのセブ・パシフィック航空。
こちらは、すでに関空に路線があります。
《
セブパシフィック航空、関空-マニラで0円航空券発売。》
こちらも成田にも路線を開設するのでしょうか?
これらの格安航空が就航すれば、国内の長距離バスに乗るような
価格と感覚で、海外に行けるようになりそうです。
となると問題は、国内での成田までの足。
この7月17日に、成田スカイアクセスが開通しましたが、
運賃は、2400円。
さらに日暮里(上野)までの交通費を加えると、
下手をすれば、格安航空運賃よりも高くなるなんてことも…。
また全日空は、格安航空会社の設立を発表していますが、
そちらの新会社も成田に路線を持つのでしょうか?
《
全日空が格安航空会社を設立。関空を拠点に国内線、国際線を運行。国内は高速バス並み。》
2時間、3時間程度のアジアへの国際線は、
今後、格安航空会社が大きなシェアをとりそう。
また海外旅行の条件が緩和され、所得があがった中国からは、
大量の旅行客が訪れるのでしょうね。
先日、御殿場のプレミアムアウトレットを経営している
三菱地所の子会社であるチェルシージャパンが、2013年春に、
成田空港周辺に大型アウトレットモールを開業させることを発表しました。
このターゲットは、中国人旅行客。
2013年春に格安航空専用ターミナルが完成していれば、
さらにその効果は大きくなることでしょう。
また森田千葉県知事は、成田空港周辺にカジノの誘致をとも発言しています。
《成田空港にカジノを。森田健作知事が主張。》
こちらも成田活性化の一つですが、治安、風紀、法律の改正問題などを
クリアする必要があり、すぐに実現は難しそうですが、どうなるのでしょうか?
日本の最新の航空行政について書かれています。
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