何年か前、取引先のある明大前駅に
「あんかけスパゲティ」の店が出来ました。
ご存知ですか、あんかけスパゲティ。
極太のスパゲティに、辛めの味がついた、
とろみのある「あん」がかかっている料理。
名古屋名物の一つです。
その店は、学生が多い、食べ物屋激戦区の通りの中で、
苦戦を強いられ、
- グルメ
いつの間にか姿を消しました。
名古屋の味が東京に、色々進出しています。
きしめん、手羽先、天むすはもう随分前から、東京でも食べられます。
味噌カツの「矢場とん」も、銀座に出来ましたね。（２００５年？）
ところが、いまだにないのが、台湾ラーメン（屋さん）。
名古屋ならほとんどのラーメン店にあるのに。
東京で見かけたことがないのですが、なぜないのか？
台湾ラーメンは、鶏がらスープに、いためたひき肉とニラ、もやし、
細かく刻んだ唐辛子（と薄切りのにんにく）がたっぷりのっています。
この発祥の地は、今池の中国料理店「味仙」。
もともと、まかない料理として、出していたものを、客に出したところ
人気が出たので、メニューにのり、それが名古屋中に広がったそう。
ご主人の郭明優さんが台湾出身だったので、名前をつけるとき、
深く考えず、「台湾ラーメン」としたとのこと。
最初、これを食べたとき、思ったのは、「これは辛い担仔麺じゃないか」
ということ。そしたら、当たり。郭さんは、担仔麺を辛くして作ったそうです。
（「味仙」店内は、中国語が飛び交い、台湾のよう）
台湾の担仔麺麺を出すところは、東京にはたくさんありますけれど、
辛い台湾ラーメンは、見かけないんですよね。
（台湾の友達に聞いた所、同じようなものはないとか。なお名古屋には、
台湾出身の元中日ドラゴンズのピッチャー郭源治さんの店「台南担仔麺」が
ある。こちらは正統派。肉味噌の量も少なく、辛味もないし、スープも違う）
台湾ラーメンを、台湾の友達と食べたことないのですが、
これはこれで許すと思います。
では、あんかけスパゲティを、イタリア人は、許すかどうか。
名古屋に、先年、名古屋港イタリア村ができました。
（それまで入村するのに実質５００円かかっていたが、
０６年１１月２３日よりフリーとなった）
イタリアの食品を売るメルカートや、レストランのほか、
大道芸、ヴェネチアンガラス美術館、花馬車、
ゴンドラまである、まさにイタリアの雰囲気にあふれた場所です。
中にあるカフェ「サンマルコ」、リストランテ「コンカドーロ」には、
確認した限りでは、「あんかけスパ」はありません。
通訳の友達が、開村準備のために来ていたイタリア人スタッフを、
「あんかけスパ」の元祖と言われる店「「スパゲッティハウス ヨコイ」に
連れていったそう。
なお、ヨコイは、昭和３８年に、独自のミートソースを使った
スパゲティ専門店として開店。ミートソースは、イタリアの
（ナポリ地方の？）家庭料理を参考に作ったという。ちなみに
「スパゲティハウス そ～れ」は、自分の店があんかけスパの発祥としている。
《東海ガス》の「東海の味 老舗名物と逸品」《あんかけスパゲティ》
そしたら、スパゲティという名前には反応したものの…。
日本独自の地方料理と認識。「とろみ」には、かなり驚いたよう。
（一番人気の「ミラカン」を食べたのかまでは聞かなかったが。
小倉トーストにもびっくり仰天だったとか。
（粒餡よりこしあんの方が抵抗がないみたいだが）
食べ物以外では、地下街の充実ぶりに仰天した模様。
ベネチアには、当然のことながら、地下街はありません。
またローマのテルミニ駅は、少し前になるが、改装され、
様々な店が入った地下街が設けられたが、名古屋や大阪には
とても及ばない。
ユニークな食の都・名古屋。その料理レシピを公開。
著者は、創作名古屋ダイニング「ごはち亭 神田店」のマスター。
「ごはち亭 神田店のマスターのブログ」
（もともと両国にあった両国店は2005年末に閉店。
神田店は、2006年4月4日から。
〒101-0045 東京都千代田区神田鍛冶町3-5
保坂神田ビルＢ1 TEL 3251-7758
ここの「ひつまぶしピザ」「味噌ミートスパゲッティ」をイタリア人に一度、
食べさせてみたい気もするが…。（この二つは、名古屋にはないと思う）
《でらうまドラめし―名古屋の元気は食にあり 》
名古屋は、台湾ラーメンといい、あんかけスパゲティといい、
スパイシーなはっきりした味が好みなよう。
気候もそんなに厳しいとは思えないのに、なぜなんでしょうね。
ココイチが経営する《パスタ・デ・ココ》で、
あんかけスパゲティが東京でも食べられる。（西新橋烏森通店）
ヨコイのソースは、レトルトでも発売されている。
麺はできるだけ太い方が。（店では、2.2ミリ）
普通の商品？いえいえ名古屋の味です。
ヨコイのあんかけスパゲテイーソース 上飯田店
名古屋の味が東京に、色々進出しています。
きしめん、手羽先、天むすはもう随分前から、東京でも食べられます。
味噌カツの「矢場とん」も、銀座に出来ましたね。（２００５年？）
ところが、いまだにないのが、台湾ラーメン（屋さん）。
名古屋ならほとんどのラーメン店にあるのに。
東京で見かけたことがないのですが、なぜないのか？
台湾ラーメンは、鶏がらスープに、いためたひき肉とニラ、もやし、
細かく刻んだ唐辛子（と薄切りのにんにく）がたっぷりのっています。
この発祥の地は、今池の中国料理店「味仙」。
もともと、まかない料理として、出していたものを、客に出したところ
人気が出たので、メニューにのり、それが名古屋中に広がったそう。
ご主人の郭明優さんが台湾出身だったので、名前をつけるとき、
深く考えず、「台湾ラーメン」としたとのこと。
最初、これを食べたとき、思ったのは、「これは辛い担仔麺じゃないか」
ということ。そしたら、当たり。郭さんは、担仔麺を辛くして作ったそうです。
（「味仙」店内は、中国語が飛び交い、台湾のよう）
台湾の担仔麺麺を出すところは、東京にはたくさんありますけれど、
辛い台湾ラーメンは、見かけないんですよね。
（台湾の友達に聞いた所、同じようなものはないとか。なお名古屋には、
台湾出身の元中日ドラゴンズのピッチャー郭源治さんの店「台南担仔麺」が
ある。こちらは正統派。肉味噌の量も少なく、辛味もないし、スープも違う）
台湾ラーメンを、台湾の友達と食べたことないのですが、
これはこれで許すと思います。
では、あんかけスパゲティを、イタリア人は、許すかどうか。
名古屋に、先年、名古屋港イタリア村ができました。
（それまで入村するのに実質５００円かかっていたが、
０６年１１月２３日よりフリーとなった）
イタリアの食品を売るメルカートや、レストランのほか、
大道芸、ヴェネチアンガラス美術館、花馬車、
ゴンドラまである、まさにイタリアの雰囲気にあふれた場所です。
中にあるカフェ「サンマルコ」、リストランテ「コンカドーロ」には、
確認した限りでは、「あんかけスパ」はありません。
通訳の友達が、開村準備のために来ていたイタリア人スタッフを、
「あんかけスパ」の元祖と言われる店「「スパゲッティハウス ヨコイ」に
連れていったそう。
なお、ヨコイは、昭和３８年に、独自のミートソースを使った
スパゲティ専門店として開店。ミートソースは、イタリアの
（ナポリ地方の？）家庭料理を参考に作ったという。ちなみに
「スパゲティハウス そ～れ」は、自分の店があんかけスパの発祥としている。
《東海ガス》の「東海の味 老舗名物と逸品」《あんかけスパゲティ》
そしたら、スパゲティという名前には反応したものの…。
日本独自の地方料理と認識。「とろみ」には、かなり驚いたよう。
（一番人気の「ミラカン」を食べたのかまでは聞かなかったが。
小倉トーストにもびっくり仰天だったとか。
（粒餡よりこしあんの方が抵抗がないみたいだが）
食べ物以外では、地下街の充実ぶりに仰天した模様。
ベネチアには、当然のことながら、地下街はありません。
またローマのテルミニ駅は、少し前になるが、改装され、
様々な店が入った地下街が設けられたが、名古屋や大阪には
とても及ばない。
ユニークな食の都・名古屋。その料理レシピを公開。
著者は、創作名古屋ダイニング「ごはち亭 神田店」のマスター。
「ごはち亭 神田店のマスターのブログ」
（もともと両国にあった両国店は2005年末に閉店。
神田店は、2006年4月4日から。
〒101-0045 東京都千代田区神田鍛冶町3-5
保坂神田ビルＢ1 TEL 3251-7758
ここの「ひつまぶしピザ」「味噌ミートスパゲッティ」をイタリア人に一度、
食べさせてみたい気もするが…。（この二つは、名古屋にはないと思う）
《でらうまドラめし―名古屋の元気は食にあり 》
名古屋は、台湾ラーメンといい、あんかけスパゲティといい、
スパイシーなはっきりした味が好みなよう。
気候もそんなに厳しいとは思えないのに、なぜなんでしょうね。
ココイチが経営する《パスタ・デ・ココ》で、
あんかけスパゲティが東京でも食べられる。（西新橋烏森通店）
ヨコイのソースは、レトルトでも発売されている。
麺はできるだけ太い方が。（店では、2.2ミリ）
普通の商品？いえいえ名古屋の味です。
ヨコイのあんかけスパゲテイーソース 上飯田店