ローマの友人が、
「ロンドンまで日本円にして2000円程で行って帰ってきた」
と話したのを聞いて驚いたのは、いつのことだったか?
(←EUの国内航空市場が自由化された1997年頃?)
10月25日、日経産業新聞に、
「新興の格安航空 長距離便に触手」との記事が。
「香港の甘泉香港航空公司が、
香港-ロンドン便を就航、欧州の格安航空会社の間でも
長距離路線への参入意欲が高まっている」との内容です。
甘泉香港航空公司(オアシス香港エアラインズ)が、
25日から始めた香港-ロンドン便は、
なんと片道最低
75ポンド(約16500円)なんだそう。
(ちなみに英国航空で11月の正規最低料金が、
2650香港ドル=約40570円)
この先、「ミラノ線やベルリン線、ケルン線を就航」予定で、
米国へも飛ばす計画」だとか。
記事では、他にすでに長距離線に参入しているイギリスの
フライグローブスパンや、
これから参入しようとしている、
アイルランドのライアンエアーなどを紹介しています。
なんだかすごいですね。
格安航空会社は、メジャーな空港を使わず、
不便な場所の空港を使っていたり、
不要なサービスがなかったり、
またマイレージがないなど制約がありますが、
とにかく安く飛行機で飛びたい旅行者には、
今では無くてはならない存在。
こうした動きがどんどん広がってほしい気も。
日本にも国内線で格安航空会社が出来ましたが、
まだまだ大手の牙城を崩すほどの魅力はありません。
国際線でも、一応、何社か参入しているものの、
価格はヨーロッパほど格安ではありません。
香港の甘泉香港航空公司でもどこでも、
もっと日本発着の国際線に殴り込みをかけてほしいものですね。
日本語でヨーロッパの格安航空会社を紹介しているホームページ。
「Flying Cheap!」
大手の格安航空会社の草分け
「イージージェット」
中国情報局、9月4日の記事ですが、
「オアシス香港エア:10月にロンドン直行便就航へ」