イタリア在住の友人が帰国、
一緒に仕事をした後、夕食を
ともにしました。
取引先に向かう途中、帰る途中、
さらに夕食の時などに、お互いの
近況を話し合いました。
その中で、記憶に残っているのは、
イタリア人退職者のポルトガル移住希望。
少し前から、イタリアの退職者は、
退職後、イタリアに残らず、
ポルトガルに移住を希望する人が多く、
実際に移住する人が増えているとのこと。
友人そしてそのパートナーも退職後は、
ポルトガル二移住することを希望しているんだそう。
理由は、気候が良い、料理が美味しい、
物価が安いなどがあげられるのですが、
一番は、なんと言っても、税金の免除です。
少し前、財政危機に陥ったポルトガルは、
それを緩和させるため、ヨーロッパ各国の
退職者の移住を促進する方針を立てました。
なんと、ポルトガルでは、移住した人が自国で、
受け取る個人年金について、ポルトガルの
所得税を免除しているのですね。
友人によれば10年間、海外からの移住者は、
年金などの税金が免除されるんだとか。
不動産価格も低く、税金で免除された分もふくめ、
不動産の投資に走っているとのことです。
なおポルトガルは、ゴールデンビザ政策を
掲げており、外国人が、一定の値段の不動産を
購入した時などには、永住権が与えられるとのこと。
イタリア人はもちろん、日本人の富裕層は
真剣にポルトガル移住を考え、実施しているとも。
そういえば、この話は、
日本の商社に勤務している
友人からも聞きました。
永住はともかく、気候が良くて、
食べるものの美味しいポルトガル。
移住候補として、考えておくのは
よいかもしれません。