アフィリエイトで高校生が書類送検！される

12月1日東京新聞夕刊
「ポイント欲しさにアフィリエイト悪用」
「偽の購入申し込み男子高１書類送検　警視庁」
日経新聞のサイト。同種の記事。
「『ポイント目当て』高１を書類送検、ネット通販虚偽申し込み容疑」
容疑は、アフィリエイト専門サイトの購入者へのポイント還元システムに
着目して、

偽の購入申し込みをしたというもの。

それで、電子マネーに交換できるポイントを集め、
「オンラインゲームのアイテムがほしかった」と供述。
　書類送検されたのは、横浜の私立高校１年生。

驚きましたね。
いかにも現代の犯罪ではありませんか。
それと年齢。

これを伝えるテレビや新聞の記者やレポーターの中には、
この仕組みを理解できない人もいるかも。

具体的に何を行ったかというと、
「男子生徒は今年8月9日から26日までの間、8回にわたり冷凍食品販売会社のネット上の広告を経由し、虚偽の住所などを入力するなどして216万円分の商品の購入を申し込んだ疑い。住所が虚偽で商品が配達されなかったため、男子生徒はポイントを入手できなかったという」とあります。

男子生徒の罪名は、私電磁的記録不正作出・同供用。

冷凍食品販売会社、購入者へのポイント還元、
この辺りでアフィリエイト、ポイントシステムに詳しい人はピンと来ますね。

彼が行ったのは、アフィリエイトの報酬の不正ではなく、
購入者へのポイント還元の方。
このシステムを利用しようというなら、なぜこちらを狙ったのか？
もう少し、悪知恵が働く奴なら、違う手口でやっただろうに…。
（犯罪を勧めている訳ではありませんよ。念のため）

これからこうしたポイント、アフィリエイト詐欺が
業者、利用者ともに増えそうですね。

利用する時は、不正を行わないのはもちろんですが、
一方で悪質業者に気をつけないといけません。

というのは、例えば、商品を買わせておいて、
ポイント還元をしないとか、有料の登録をさせて、
アフィリエイトの報酬は払わないとか、
計画的にサイトをつぶすなどの「詐欺」があるらしいですから。

こちらもご参考に
「“キムタク”ダウン業者詐欺。次に気をつけるのは、金券詐欺」
「悪徳商法 撃退77の秘密ハンドブック (新書)」

「ぜんぶホントの悪徳商法 私たち、カモられました! (単行本（ソフトカバー）」

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