以前にもこのブログでお伝えした
と思ったのですが、エントリーが見当たりません。
なんのことか？
歯医者さんについて紹介しているサイトの
ポイント制度についてです。
2014年1月7日の朝日新聞に、
《歯科医院でもポイント還元 患者集め？規制に二の足》
との記事が出ています。
これは、
歯医者さんで治療を受け、アンケートに答えると
ポイントがもらえるというもの。
以下のサイトにポイント（icou!ポイント）がもらえる
歯科医院が掲載されています。
《歯科へ行こう！》
http://www.icou-dental.jp/ポイントがもらえる歯科医院
http://www.icou-dental.jp/point_search_province_adachi.php《歯医者さんに行ってポイントをもらおう！
歯医者さんに行って口コミ・評判を書くとポイントがもらえます！
さらに、ポイントチケット加盟医院なら100ポイント～の
ポイントチケットがもらえて、もっとお得！貯まったポイントは、
楽天スーパーポイントやネットマイル、商品券に交換できます。》
このサービスに加盟しているのはおよそ400。
加盟した歯科医院で治療を受けた利用者は、
上記サイトでその歯科医院についての
アンケートに答えると、ポイントがもらえます。
（上記サイトに会員登録することが必要）
５００ポイント以上貯まると、
１ポイント１円で、商品券、電子マネーに交換できます。
朝日新聞は、医療費からポイントが支払われることになるので、
医療費の無駄につながる恐れがある、
全国一律の医療費（保健医療）が異なることになる
といった「問題点」を指摘しています。
またポイントを導入する歯科医院が増えている理由を、
歯科同士の競争が激しくなっているため、他の医院との
差別化を図るためとしています。
同様な問題が、医療費、処方薬（自己負担分）の支払いに、
クレジット払いを認めていることについて議論があります。
厚労省は、それらについて現状を認めており、
さらに歯科ポイントに関してもすぐに規制ということは考えていない
と記事に記されています。
確かにポイント制度を認めると、記事にかかれたような
問題点が発生する可能性があるかもしれませんが、
今の制度は公平な反面、腕の良い医者もそうでない医者も
保険診療では同じ報酬になっているなど、不公平な面もあります。
こうした点を是正するには、評価制度、
ポイント制度は役に立つのではないでしょうか。
そうした点は、公的医療保険制度の枠外という
考えもあるでしょうが……。
○国民皆保険制度
フリーアクセス：患者が医師や病院を自由に選べること。
出来高払い：一つひとつの医療行為ごとに公定価格である
診療報酬を設定し、それらを合算する算定方法
この二つが基本原則。
○保険診療と保険外診療を併用する混合診療拡大の機運。