2011年02月09日 - 未分類 2011年2月9日、NHKの「おはよう日本」の中で、今、外国人に盆栽が人気という特集を放送していました。江戸川区の盆栽園で学び働く、イギリス人ウォーレンさんの活動を紹介。木と対話する 日本の盆栽に魅せられたウォーレンさん。今では、その盆栽園に修行に来ている外国人の指導役となっているそうです。流暢な日本語で、他の外国人に「まっすぐだけだと面白くないんだよ」などと説明していました。ウォーレンさんは、来月、イギリスに戻り、現地で、盆栽の素晴らしさを伝える活動を始めるとのこと。日本の文化が海外で広がるのは嬉しいですね。ウォーレスさんが修行しているのは、江戸川区の春花園BONSAI美術館http://www.kunio-kobayashi.com/住所:東京都江戸川区新堀1-29-16電話:03-3670-8622このブログでも何度かご紹介しています。ウォーレスさんの師匠で、個人で10億円もかけて、盆栽の美術館を建設した小林國雄さんは、世界的な著名人です。海外から、こちらの美術館を訪れるツアーもあります。盆栽は、確かにヨーロッパで人気ですね。特にイタリアは、盆栽店、盆栽専門学校や、サークルなどがあります。ミラノが中心ですが、ナポリ、シチリアなどでもさかん。例えば、シチリアでは、「Anlaids」という団体があり、盆栽の普及に力を入れています。盆栽の雑誌、また入門書も、イタリア語で発売されています。(すでに1964年に出版)盆栽は、宇宙、そして生命のシンボルととらえられています。形だけでなく、盆栽の奥にある自然観、哲学が深く理解されているようです。ミラノには、ヨーロッパ一円に盆栽を卸している盆栽商(ルカ・クレスピさん)が設立した盆栽の専門学校(名称は「盆栽大学」)も。そちらでは、 盆栽の哲学、理論から、実技まで教えています。日本人も、もっと日本の文化を見直すべきかもしれません。関連エントリー《海外でボンサイが最も盛んな国はどこ?》《イタリア人が行きたがった日本の意外な場所》《イタリア人に教えられた東京の盆栽美術館。館長が本を出版。》《ボンサイの輸出が好調。江戸川区のボンサイ美術館は、外国人が詰めかける。》《ベトナムで新年用のボンサイが暴騰。樹齢300年のものは何と、9200万円。》《はじめての盆栽 つくり方&育て方 (ナツメ社のGarden Books)》(アマゾン)《盆栽芸術 天―小林國雄の世界》(アマゾン)《盆栽芸術 地―小林國雄の世界》(アマゾン)《【送料無料選択可!】盆栽芸術-地- 小林國雄の世界 (単行本・ムック) / 小林國雄/著》(楽天)海外からの観光客に人気があるのが、さいたま市の盆栽村。さいたま市大宮盆栽美術館http://www.bonsai-art-museum.jp/index.php上にもあげた山田香織さんは、さいたま市の大宮盆栽町の170年続く老舗盆栽園・清香園5代目。さいたま市まで行けないという場合は、三越日本橋本店の屋上にある支店がお勧め。清香園日本橋三越店http://www.seikouen.cc/nihonbashi.htmlまた銀座にある盆栽専門店「銀座森前」も手軽に、盆栽を眺められます。http://www.ginza.info/S64271.htmlまもなく、2月13日から、年に一度の《第85回国風盆栽展》があります。http://bonsai-kyokai.or.jp/kokuhuten.htmミラノの盆栽店(ルカ・クレスピさん)http://www.crespibonsai.com/CBStoreB2C/Store/Home.aspNHKおはよう日本(首都圏)http://www.nhk.or.jp/shutoken/ohayo/2月9日のデータが掲載されています。《■企画「“盆栽”海外で人気上昇」【問い合わせ先】○盆栽専門の輸出会社について「株式会社ユージン・東京本社」 電話:03-5709-2023○外国人職人が修業する盆栽園について「春花園BONSAI美術館」 電話:03-3670-8622》