サントリー、フランスの「オランジーナ」を買収。日本でも飲めるようになる？

初めてパリに行った時、カフェで、
カフェオレは飲んだ、さて次に何を飲もうと考えました。

「そうだ。オレンジジュースだ！」と、
つたないフランス語で注文。

出てきたのは、お盆にマークの入ったグラスと
独特の形をした「オランジーナ」でした。

飲んでみると…。

《サントリー　仏飲料大手「オランジーナ」を買収　３０００億円超》
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091113/biz0911131557009-n1.htm

フランスでは一般的に親しまれているオランジーナ。

日本でいうとファンタみたいな炭酸飲料で、
果汁100％のジュースではありません。

でも夏の暑い日など、さっぱりした味わいがいいんですね。

つたないフランス語が通じず、オレンジジュースは
出てきませんでしたが、このオランジーナに出会えて、
まあ良かったかな。

その後、日本でもソニープラザなどで見かけました。
このサントリーの買収で、日本のどこでも買えるように
なるのかなー。

フランスだけではなく、イタリアでも見かけたけれど、
「オランジーナ」は向こうで飲むからいいのであって、
日本だとこの味は、一般的には売れないかも。

まあサントリーも国内市場での販売ではなく、
ヨーロッパ市場での可能性で買収したんでしょうが。
日本は少子高齢化でこうした飲料市場は縮小していってますから。

確かオランジーナは数年前にも買収されたニュースが。
（2006年にブラックストーン・グループとライオン・キャピタルが
26億ドルで買収）

それが3000億円ですから、前の買収主はいい投資でしたね。
けれど、今回の買収は、サントリー、さらにこれから統合を
目指しているキリンにとって、見合う投資になるんでしょうか？