小さい時、人相見の人に、
「この子は、人の話を聞かず頑固なところがある。
育てる時は、そこに注意するように」
と言われた。
そう、いつも母親、祖母から聞かされました。
自分の耳は全体に小ぶりで、後ろに寝ているので、
物理的に言っても、人の言うこと、物音が聞こえにくいのかな…
と思います。
こんな小さな時のことを思い出したのは、
2月17日、夜に行ったコンサートで、
ある人を見たから。
http://akira-miyagawa.com/modules/piCal/index.php?smode=Daily&action=View&event_id=0000000312&caldate=2009-1-7
それは、
耳の後ろに手を添えて、コンサートを聴いていた人。
昔、鶴田浩二という俳優さんが歌も歌っていましたが、
その方は、歌うときは、片手を耳の後ろに当てていました。
あれの両手版という感じです。
(このたとえだと年配の人にしかわからないかも…)
小学生の頃から、こうすると音がよく聞こえるという
体験をしてから、自分でも遠くの音、小さい音を
聞きたい時は、ずっとやっていました。
皆さんも、人の話がよく聞こえなかった時、
自然にこうした動作をしていません?
さらにこれは、今から20年か25年ほど前かと
思いますが、この手の形を模して、両側を
結んで一体化した、冬に防寒用にする耳当てのような
プラスティックで出来たグッズが販売されていました。
それは、昔、クラシック音楽界から実業界に転身し、
後にソニーの社長さんになった大賀さんが開発した
という話を聞いたことがあるのですが、
真偽はわかりません。
大賀さんは、ソニーを退職。
退職金の一部を町に寄付され、
軽井沢に音楽ホールが建設されました。
軽井沢大賀ホール。
http://www.town.karuizawa.nagano.jp/toppage_o.asp
そのグッズを持っていて、何度か使ったことがあります。
確かによく聞こえた気がするのですが、
後ろの人にも迷惑で、格好も悪いので、
いつの間にか使わなくなり、しまい込んでいるうちに、
どこにいったのか分らなくなりました。
あれ、どこに行ったのかなー。
ご存知の方いませんか?
誰に聞いても知らないんだよな-。
メモ
耳の後ろに手をあてる行為
ベビーサインでは、「何の音?」という意味だとか。
耳を澄ます
耳の後ろに手を当てる行為を示す単語は?
耳に手をかざす?