改めて全日空、日本航空。公務員のマイレージ共用を拒否。

公務員のマイレージ問題。
公務員が個人名義のマイレージを個人、公用と複数もつということで、
落ち着いたと思ったら…。

《公務員のマイレージ。個人名義の「公用カード」で決着？》

6月24日、毎日新聞。
《航空大手２社：「公務員マイル反対」》
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080624ddm008020124000c.html

《日本航空（ＪＡＬ）と全日本空輸（ＡＮＡ）は２３日、省庁など組織の名義で
マイレージカードを発行してポイントを共有することに反対を表明した。》

これだけ見ると、省庁名義のマイレージカードを否定ということのよう。
公務員個人へのマイレージは否定していない。
個人で公用と私用と二つに分けるという話はどうなったのだろうか？

それにしても政府は、まだ省庁別カードの発行を求めていたのか…。
そう言えば、以前の記事には、当分の間は個人の複数カードと書いてあったような。

政府（省庁）一括管理をあきらめていなかったんですね。

公務員の出張に関し、高知県は、私有のカードとは別に公用カードを作り、
マイレージで得た無料航空券を、その職員の次の出張にあてて、
旅費を節約する仕組みを導入しているとか。

これなら航空会社はまだ許せるのかなー。

でも両航空会社ともに、
民間の客には、マイレージの口座は一つとしているのに…。

マイレージは本当にささいな問題。
公務員の出張に関して言えば、から出張や、
そもそも必要でない無駄な出張を行っていないかどうか
の方がよっぽど、金銭的にも社会的にも大きな問題。

マイレージの問題が、居酒屋タクシーだったり、
無駄な出張だったりの目くらましに使われているような気がします。