大学の時、ノートは、万年筆でとっていました。
今はほとんど使うことはありませんが…。
最近、なぜだが万年筆の人気が若い人の間で復活しているそうです。
新聞、雑誌などで万年筆特集があったりします。
人気復活の理由の一つが、映画「クローズド・ノート」だそう。
去年9月公開」されたんだそうですね。
http://closed-note.com/index.html沢尻エリカ演じる主人公のアルバイト先が
イマヰ万年筆というお店。
万年筆が非常に重要な小道具になっているようです。
万年筆に関する話題も含まれているそうで、
万年筆好きにはたまらない映画(小説)かも。
《
クローズド・ノート》
実際、主人公が使っているのは、
「ドルチェビータ・ミニ」という万年筆。
この万年筆は、名前(イタリア語で「甘い生活」)からも予想される通り、イタリア製品。
南イタリアのDELTAデルタ社のものです。
上の製品は、南イタリアの太陽をイメージしたカラーだとか。
こちらは、1982年、イタリアのパレーテで創設。
職人による手作りの万年筆です。
このデルタを一躍有名にしたのは、1994年のナポリサミットでのことでした。
その調印式でつかわれたのが、このデルタの製品だったのです。
少し前になりますが、俳優の風間杜夫さんが、
このデルタに万年筆作りの修行に行き、
世界に1本だけの万年筆を作るという番組が放送されました。
「世界ウルルン滞在記」
すでに番組のホームページには、過去の放送にも出ていないので、
イタリア関心空間の記事をご紹介。
http://www.kanshin.jp/italia/index.php3?mode=keyword&id=300424最近、イタリアで出来て、人気のあるメーカーは、ビスコンティ。
こちらは、フィレンツェにあります。
1988年にダンテ・デル・ベッキオ、ルイージ・ポリ
Dante Del Vecchio e Luigi Poliという
万年筆収集家によって設立されました。
http://www.visconti.it/home.htmhttp://www.nshcgj.jp/brands/visconti/index.htmフィレンツェ旧市街の北13世紀のお城が、その本社。
ビスコンティが目指すのは、1920年代から50年代の
万年筆が一番輝いていた時代のものを再現すること。
デザインだけでなく、素材も製法もその時代と
同じものを作るという
愛好家の夢をかなえる試みでした。
その時代をなぞるだけでなく、新しい仕組みも取り入れています。
それは、インクの吸入方式。
パワーフィラーと名付けられたその方式は、
簡単にカートリッジの6倍ものインクを吸い込むことができるそうです。
松江にある中屋万年筆のお客さんが作ったお店に関するホームページ。
その中に、小説「クローズドノート」の中の万年筆に関して書かれています。
http://fish.miracle.ne.jp/mail4dl/05-topic-news/AA2-11.htm今、仕事場の引き出しの中には、学生時代から使ってきた万年筆が、眠っています。
きれいに洗って、目詰まりしないようにして保存しているのですが、
そろそろ現役復活させてあげたほうがよさそうです。
さて、万年筆で何を書きましょうか?