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ローマの料理店で日本人女性観光客2人組、ランチで5万円、ぼったくられる。 [気になるニュース]

2019年9月4日、日本人女性観光客が、
ローマのサンタンジェロ城近くの
レストランでランチをとりました。

パスタ2皿、魚料理2皿、ミネラルウォーター1本を注文。
そうしたところ、349.80ユーロさらに
80ユーロのチップ、合計430ユーロ(およそ5万円)の
請求を受けたと報じられています。

フェイスブックに、
そのランチのレシートの写真を投稿。

日本人のみならずイタリア人などからも、
店に対する非難、怒りがわきあがっているようです。

おそらくこちらのお店ですね。

《Antico Caffe di Marte》
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g187791-d3608426-Reviews-Antico_Caffe_di_Marte-Rome_Lazio.html

《トリップアドバイザーからのメッセージ: 最近報道された出来事を受け、
実体験に基づいていない口コミが多数投稿されています。そのため、
このページへの新たな口コミの掲載を一時的に中止しております。
お手数ですが、しばらく経ってから再度お試しください。
またのご投稿をお待ちしております。》

記事になっています。

《ROMA, SCONTRINO CHOC ANTICO CAFFÈ DI MARTE/ Ristorante chiuso e multa salata》
https://www.ilsussidiario.net/news/roma-scontrino-da-430-euro-per-due-spaghetti-il-ristorante-tutto-scritto-nel-menu/1930691/

○このぼったくりではなく、路上(公共の場所)に、
 テーブル、椅子などを出して営業した(不法占拠)に
 より、一時閉鎖され、罰金5000ユーロを科せられた模様。
 (なおその席を取り除き、現在は営業しているみたいですね)

この店の評価、評判
https://ja.foursquare.com/v/antico-caffe-di-marte/51e29408498e74d13c30a08b

悪いですね。

○ほかの記事を読んでみると、
 店の弁護士は、この2人は、
 パスタ、魚料理、焼き野菜などを注文し、
 ウェイターに80ユーロのチップを渡したと。
 レシートに記された80ユーロは、1人40ユーロの
 サービス料である。
 さらに示したレシートは、明細が記されたものではなく、
 総額のみが記されたクレジットカードの利用控えだった
 と主張しています。

《Maxi scontrino a Roma, chiuso e poi riaperto il ristorante col conto-stangata. Multa da 5 mila euro》
https://roma.repubblica.it/cronaca/2019/09/28/news/maxi_scontrino_chiuso_il_ristorante_col_conto_di_quasi_500_euro-237149317/?refresh_ce

○イタリアの高級レストランでのチップ、サービス料
 イタリア語でチップは、上の利用者控えにあるようにmanciaマンチャ。

 勘定書きに、Servizio Incluso(15%前後?)がすでに
 記載されている場合は、
 別に、ウェイターに支払う必要はない。
 
 上のServizio Inclusoと書かれていない場合は、自分で書き込む。
 セントの単位の端数を切り上げてぴったり(75ユーロとか、
 80ユーロとか)にすることが多い。
 大体10%ほどが目安。(チップも含めすべてカード)
 (ここを0にしておいて、現金を渡してもよい)

 ウェイターはテーブルごとの担当が決まっている。
 サービスに満足したら、5~10ユーロくらい
 現金で渡しても良い。

 イタリア人の友人、知人では、上のサービスチャージが
 ついている場合は、チップを払わない人、払っても
 数ユーロの人が多い。
 (大人数になるとまとまったお金になるが
 それでも全部で20ユーロくらい)

 coperto(コペルト)は、テーブルチャージ。
 パンなどの料金。(食べなくてもかかる。日本の
 居酒屋のお通しみたいなもの)
 1人数ユーロ。人数分。
 これがチップがわりとも考えられているので、
 トラットリアなどカジュアルな店では、
 別にチップを置かないことも。

 個人的には、高級なリストランテでも
 10~20ユーロだなー。(2~4人)

○この2人は魚料理を食べている。
 そこが少しひっかかる。
 店で冷蔵庫に並んだもしくはお皿で運ばれた魚を
 選んで料理してもらったのでは。
 そうするとかなり高くなる可能性がある。

 すでに値段がメニューに書かれている場合は、
 良いが、書かれていない場合も多い。
 時価というか、量り売り。

 入り口辺りのオープンな冷蔵庫に並んでいる
 素材(魚介類)を自分が選ぶような場合。
 
 この場合は、魚の種類、重さ(大きさ)で
 値段が変わってくる。
 その場合は、自分が選んだ素材がいくらになるか
 事前にしっかり確認すること。
 調理方法(グリル、アクアパッツァなど)
 によっても値段が変わることもある。

2019年10月3日追記
〇インタネット上に、
 問題の店でぼったくりの被害にあった
 人たちの明細がアップされています。

 それによると手口は値段は、上に書いたように、
 グラム辺りの値段は湿す物の、重さ(大きさ)はおまかせ。
 それで何キロ分ももってこられた300ユーロといった
 高額になるようです。
 (100グラム当たり6.5ユーロ。届いたのは2キロ余り。
  しかし実際に請求されたのは.4.8キロ分。(315ユーロ)。
  サービス料40ユーロにチップ40ユーロの上乗せ。
 これは、日本人の2人と同様な手口ですね。

《ローマのレストラン、観光客からぼったくりの苦情続出 2人で5万円の請求
2019.10.02 Wed posted at 14:00 JST》
https://www.cnn.co.jp/travel/35143414.html





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