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「花子とアン」の主題歌「にじいろ」。絢香さんの「が」の発音が我慢できないと投稿。

現在、NHKで放送されている朝のテレビ小説「花子とアン」。

視聴率は好調なようです。
毎朝、見ていたのですけれど、最近は飛ばし気味。

家族は毎日、見ています。
けれどこのごろは、オープニング曲のあいだだけ、
民放の番組に変えているようです。

理由は、絢香さんが歌っている主題歌
「にじいろ」を聞きたくないからのよう。
http://www.nhk.or.jp/hanako/info/music.html

2014年6月12日、読売新聞の投稿欄「放送塔」に、
この曲と絢香さんの歌い方に対する
投書が掲載されていました。

千葉県の71歳の男性の方。

主題歌が流れると消音にして、
聞かないようにしているそう。
その理由は、
《鼻濁音についてかなり厳しく指導を受けた私には、
「が」の発音が我慢できないから》。

鼻濁音は、息を鼻に抜いて発音し、
柔らかく発音するガ行音。

東京などでは、語頭以外のガ行音(がぎぐげご)や、
助詞の「が」「がな」などを鼻濁音で発音します。
けれどこの鼻濁音を全く使わない地方もあります。

この絢香さんの発音については、
番組が始まった時から、指摘している声は多かったですね。

さらに、ネットで書かれていたのは、
言葉と小節の句切り、日本語のアクセントとメロディ(ライン)の不一致、
それに加え独特の歌い方で、歌詞が聞き取れないという苦情も。

例えば、
「空は高鳴る」「眩しい笑顔の奥に」
といった歌詞があります。

これらを、
「そらは たかなる」、「まぶしい えがおのおくに」
といった区切りではなく、
「そら はたかなる」、「まぶしいえ がおのおくに」
といった感じで歌っています。

この曲は作詞作曲、そして歌を絢香さんが担当。
歌詞の日本語のアクセントに沿った、
メロティをつけることも自由にできるはずですが、
そこはほとんど意識されず作られているようです。

〇日本語のアクセントは高低アクセント。
 メロティもその高低に合わせると美しい響きとなるとされる。

こうした不一致は、絢香さんの歌に限ったことではないのですが、
毎日、年配の方も見る番組で流れているだけに、
気になる人は気になるのでしょうね。 

2014年6月19日。
絢香さんのシングル「にじいろ」が18日に発売されました。
全4曲入り。
「にじいろ」のミュージックビデオ、メーキングを収録した
DVDが付く仕様は1800円(税抜き)。
CDのみは1000円(税抜き)。

《CD
1.にじいろ
2.幻想曲
3.にじいろ(Instrumental)
4.幻想曲(Instrumental)
DVD
1.にじいろ(Music Video)
2.にじいろ(Making Video)》

http://room-ayaka.jp/disco/
FC限定盤もあり。

《絢香 Official Channel》
https://www.youtube.com/user/Ayakamv

〇追記 2023年2月17日
 なぜかアクセスを多く頂いています。
 理由は不明です。


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むらかみ どうき

まあ、一部の年寄りの存在はどこまで頭が漬け物になっているのやら・・

昔話で、うば捨て山を考えた殿様は、財政再建のプロですね。

絢香さんは悪くない。「にじいろ」は良い歌です!
by むらかみ どうき (2014-06-18 15:00) 

嶋畑文武

 私も『にじいろ』は大変いい曲だと思いますが上記放送踏に投書された方とまったく同じ意見で、『鼻濁音』ではない『が・ぎ・ぐ・げ・ご』」を強調する歌い方と歌詞の区切り方に嫌気がさしテーマ曲の流れている間は消音しております。綾香さんは素晴らしい歌手だと思いますし、歌い方、表現の自由のようなものはあるのかもしれませんが、曲の最初から最後まで鼻濁音で発声すべきところがすべて濁音になっており、耳障りというだけではなく、怒りにちかいものさえ感じます。私たち日本人はやはり正しくきれいで豊かな日本語を使うようにしたいものだと思っております。
 そんなことからちょっと飛躍(?)して私はNHKに私たちのような意見に対する見解などをうかがってみたいとも思っております。
 それは過去の『紅白歌合戦』で出場歌手に歌詞の表現(言葉)を変えさせるということなどがありましたし、アナウンサーの発音教育では「濁音」と「鼻濁音」ははっきりとされていて放送中に鼻濁音をすべて濁音で発声するようなことがあれば厳しく指摘、注意されると思うからです。
 年配の人には心地よい響きで、そして若者たちにはきれいで正しい日本語を伝えるためにもこんな時こそNHKが先頭に立って「にじいろ」の歌い方の問題に取り組んでいただいてもいいのじゃないでしょうか?
 できれば綾香さんに正しい歌い方をしていただいたものを挿入するとか、それができない場合は歌い手を代えて曲を使用するとか・・・というようなことを・・・。
 


by 嶋畑文武 (2014-06-20 22:20) 

おばさん

同感です。歌詞の区切り方、がぎぐげごの使い方、美しい詩と曲を狙うなら、ぜひそこを勉強してもらいたい。他の歌手はどうであれ、絢香さんにはそうしてほしいおばさんです。
by おばさん (2014-06-23 16:10) 

nikitoki

NHKの放送研究所の《鼻濁音は消えるのか》との記事は2000年10月1日の投稿。その時点で、濁音化が進み、新人アナウンサーにも鼻濁音の出来る人が少なくなっていることが書かれています。
http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/uraomote/002.html
by nikitoki (2014-06-23 17:55) 

同感です

絵本の読み聞かせをしていて、先輩がこのことを例に取り上げました。

きれいな日本語って聞かなきゃいけないと思う。そうでないと間違っと言葉を知らずに、伝染ってしまいます。

この曲をNHKあさいちで取り上げるべきです。だって、30秒程感想をいいあってますよね。あれは、あさいちではなく、花子とあんのじかんでやってくれって思います。感想なら、一言にして。
by 同感です (2014-06-26 13:29) 

むらかみ どうき

皆さん、いい加減にしましょう。鼻濁音であろうが濁音であろうが歌は歌。

特に老人達は人生の終わりに近いから自分たちが「これから終わる物語」だからって、ひがんで、こじつけしないで下さい。
by むらかみ どうき (2014-06-28 19:18) 

嶋畑文武

私は72歳です。むらかみ どうきさんはいくつのかたか存じませんが上記のコメントの方々も含め私たちは少なくともむらかみさんよりは物事を丁寧に、慎重に、真剣に考えることを良しとして発言しているということなのです。私たちは決して綾香さんや歌(にじいろ)を非難しているのではありません。年齢を問わず私たちと同意見の人たちはたくさんおります。
これからの若者たち、そして日本がさらによい国になっていくようにという願いを込めてそのすべての基本である『話す』ということを一人一人が考えていきたいということなのです。
ひがんだりこじつけたりしているのはむしろあなたのほうですよ。
by 嶋畑文武 (2014-06-30 18:12) 

むらかみ どうき

嶋畑さん 25歳です。悪いけどねえ、某大学で言語学を聴講していた私だけど、こんな議論は不毛ですね。本当にあなた方は歌をこころから楽しんでいない。「歌」とは「うったえる」ことからきているのはご存じのはず。とにかくもう議論はやめましょう。皆で楽しんで観ましょう。
by むらかみ どうき (2014-07-04 04:27) 

嶋畑文武

やはり予想どおりのコメントですね。そして言語学を学んだ方とは思えない反論・・・私も楽しみたいからこその発言なのです。お互いに(?)浅薄な知識で相手に納得してもらおうと思うのはおっしゃるとおりまさに『不毛』ですから『もう議論はやめましょう』・・・終わりです。
by 嶋畑文武 (2014-07-07 11:03) 

まこと

気持ちの良い1日を送るために、主題歌が流れるときだけ消音にしている。始めて耳にしたとき、
「まぶしいヤッ! ガーヲのヲくにィー かーなーしーいー音ガーするー」
と聞こえ、一体なにっ?て思った。

濁音と鼻濁音を使い分けられない歌手がいるのは仕方ない。そんな歌手のファンはコンサートに行きCDで楽しめばよい。
問題なのは、受信料を取っているNHKが、、幅広い年齢層が視聴するドラマに、濁音と鼻濁音を使い分けられないあの歌手を起用し、朝から垂れ流しているということなんです!!
by まこと (2014-07-10 13:11) 

お名前(必須)

爺の戯言だな~
by お名前(必須) (2014-07-28 02:56) 

神田 愛子

とても良い曲だと思います 言葉がどうのじゃなくてイメージ
メロディが素敵だと思います。いちいち屁理屈付けないでほしい。
by 神田 愛子 (2014-08-06 18:21) 

匿名

そんな、発音のことよりも
楽しむことが大切でしょう
私は、にじいろ大好きです。
by 匿名 (2014-08-12 15:07) 

私には不快ですよ

言葉を大事にする人、その人のファンの人、言葉ではなく曲が大切な人、価値観はそれぞれでしょう。
でも、ファンだから批判は許さないというのはナシにしてほしい。
英語の曲で発音を気にする日本人は少数でしょうね。でも、この曲は日本語を母語とする人が聞いているのです。曲が良ければ全てが許されるってことはないでしょう。
鼻濁音は年寄りだけが守っている、日本語から鼻濁音は要らないという考えは疑問です。鼻濁音の残り方には地域差があり、鼻濁音が生き残っている地域の人には不快です。
不快なものを理由を挙げて不快だと表明しているのに、不快に思うのが良くないってのは、価値観の押しつけでもっと不快です。
by 私には不快ですよ (2014-08-22 15:41) 

nikitoki

2014年8月23日、朝日新聞夕刊、《ナレーション 多士声々》との記事が。遠藤憲一さん、美輪明宏さん、藤原竜也さん、中井貴一さん、西田敏行さんなど、個性豊かな人の起用が目立っているとして、特色あるナレーターを特集しています。美輪明宏さんのパートでは、《毎回、「ごきげんよう、さようなら」で締めくくるのが定型になっている》と紹介。続けて、《「ごきげんようの『ご』と『げ』のように濁音が続く時、語頭ではない『げ』は鼻濁音になるのが正しい日本語の発音です」と美輪。「美しい日本の言葉を伝えたい」との思いで、月に一度、20話を超える収録に臨んでいるという》と書かれています。
by nikitoki (2014-08-23 23:45) 

nikitoki

美輪さんは、7月の「女性自身」でのインタビューでも鼻濁音について語っているようです。《美輪明宏さん明かす朝ドラ「ごきげんよう」のヒミツ
女性自身 7月20日(日)6時0分配信》
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140720-00010001-jisin-ent

by nikitoki (2014-08-23 23:49) 

nikitoki

「ごきげんよう」は、花子、蓮子、醍醐さんなど、多くの登場人物が、セリフとして発音しています。すべてを見ている訳ではないのですが、ほとんどの方が、
鼻濁音を使っていないように感じます。
ザ鼻濁音実践習得CDなんてものがあるんですね。
http://www.telomeregroup.com/Sales/bidakuon/bidakuon32.html
そういえば、小堺一機さん司会の「ライオンのごきげんよう」というフジテレビの番組がありますね。この番組では、どう発音していたかなー? というか、そもそも番組タイトルを発音しているのか……。見ていないのでわからない。
by nikitoki (2014-08-24 00:01) 

OKKO

同じように感じている人がいたのですね。私一人が石頭なのかと思ってましたのでちょっとほっとしました。私も歌のところだけ消音にしています。
何歌ってんだかわからない、聞き取れないのはいらいらします。鼻濁音も気にかかり、父にうるさく言われた私は受け入れられません。歌い方もこのところの流行りのようなので仕方ないと思いつつも…だめです。絢香さんはこのスタイルで行っているのでしょう。受け入れるファンもいる。それで結構ですが。
私は歌い手さんには日本語を大事に丁寧に歌ってほしいです。聞いてる人に聞こえるように歌ってほしいです。作って歌っている方だって伝わらないんじゃ残念でしょう?それとも声も音として聞けばいいのでしょうかしら?
by OKKO (2014-09-02 09:29) 

かばたん

聴く相手に伝えることより、絢香さん自身が唄ってる自分に酔いしれ過ぎて表現がエゴでしかなくなってる‥という風に聴こえるからイライラするのでしょうね。
表現は自由ですがNHKが朝から流す歌には相応しくないかと思いますね。

歌詞が、聞き取れなく不思議で意味不明に聞こえてイラっ?と‥確かにしますね^^;
by かばたん (2015-03-11 14:45) 

むらかみ どうき

絢香批判の人達は、理屈どうこうではなく、単に絢香が嫌いなだけでしょう。

素直にそう書けば良いじゃあないか!

by むらかみ どうき (2015-05-16 16:45) 

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