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2011年、今年の漢字は「絆」。その意味は? [気になるニュース]

日本漢字能力検定協会が毎年発表している、
2011年を表す漢字は「絆」。

2位「災」、
3位「震」

「今年の漢字」は、阪神・淡路大震災の1995年に
始まったんですね。ちなみにその1995年の感じは、「震」。
17年後にも3位に入っているとは。
地震列島、日本を思わせます。

今年1位となった「絆」。
もともとの意味は?絆を「広辞苑」で引くと、
《き‐ずな【絆・紲】 キヅナ
(1)馬・犬・鷹など、動物をつなぎとめる綱》とあります。
そこから、さらに
《(2)断つにしのびない恩愛。離れがたい情実。ほだし。係累。繋縛》。

上にありますが、絆は「ほだ(し)」とも読み、
こちらは、「人の心や行動の自由を束縛するもの」。

もともとの意味は、プラスのイメージではなく、
束縛するというマイナスの要素が強かったようです。

また、親子、恋人、主従といった、断ちがたい人と人との結びつきという、
非常に深く密接な関係がある時に使われたもので、軽い関係には、
使われる言葉ではないようです。

それが最近になり、プラスのイメージ、
また軽い関係でも使われるようになったようです。

現代仮名遣いでは「きづな」も認められています。
また「紲」という字もあります。

「絆」は、常用漢字ではないので、学校では習いませんが、
人名用漢字であるので、「絆」という名前の人は、
いらっしゃるかも知れません。

今後、増えるかな?

2011年、今年の漢字。
http://www.kanken.or.jp/years_kanji/index.html
過去の「今年の漢字」。1995年から。2010年は「暑」でした。
http://www.kanken.or.jp/years_kanji/history.html
なお12月13日、10時にホームページで発表となっていますが、
10時時点ではまだ公開されていません。



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