パナソニックの洗髪ロボで思い出すのは、サンヨーの人間洗濯機。大阪万博。

パナソニックが、洗髪ロボットを開発し、将来、発売するようです。

2010年9月25日、読売新聞。
《あおむけのまま自動洗髪…パナソニックが介護用ロボ開発》
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco/news/20100925-OYO8T00284.htm
介護で洗髪というのは、結構、大変なんですね。
センサーで頭の形をはかって、
それぞれの頭の形にあわせて洗ってくれるというのも
すごいですね。

値段にもよりますが、介護施設、病院だけでなく、
理容店、美容院にも導入されるのかなー。

この洗髪ロボットで思い出すのは、
1970年に開催された大阪万博に出展された
サンヨーの人間洗濯機。

皆さんはご存じですか？

昭和生まれ、40代半ば以降の人なら知っているかも。

大阪万博サンヨー館の思い出展
http://sanyo.com/museum/jp/exhibition/expo70.html

そのファミリーコーナーに展示されていたのが、
《ウルトラソニックバス(愛称：人間洗濯機)》
http://sanyo.com/museum/jp/exhibition/expo70.html#4


《マッサージボールや超音波(ウルトラソニック)の働きによって》とあって、
この技術が、《後の介護用入浴装置のヒントになりました。》とありますね。

パナソニックの洗髪ロボットにも、
この考え方が生かされているんでしょうね。

万博で、サンヨー館に行き、たしかにこの人間洗濯機を見ました。
水着を身につけた女性が、中に入ってデモンストレーションをしていた
記憶があるのですが、もしかしたらそれはテレビで流されたもの
なのかも。

この展示を見て、
「将来はみんなこうしてお風呂にはいるんだろうな」と
思ってしまった小学生だった自分。

40年後には、まだ一般化はしていないけれど、
一部では使われているよと、
その頃の自分に教えてあげたいですね。

《EXPO’70》（アマゾン）

1998年出版。万博と28年後の「今」を検証。
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あ、やっぱり40周年ということで、記念DVDが出ていますね。
《日本万国博 《40周年記念》 スペシャルDVD》（アマゾン）
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あの頃、示された未来は、今、現実となっているのでしょうか？