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大竹まこと容疑者が逮捕? 織田信長が城に呼んだ人物。

5月19日、出先でお昼のNHKニュースをワンセグで「聞いて」いたら、
「おおたけまこと容疑者が…」と流れてきました。

驚いてネットで見たら、リフォーム詐欺を働いた会社の社長のよう。

2010年5月19日、NHK。
《詐欺容疑 会社社長を逮捕》
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100519/t10014534701000.html
記事では、名前が出ていませんが、放送では「おおたけまこと」と
読み上げていました。

漢字を調べると、大竹誠で、
あのタレントの大竹まことさんとは、字が違うようです。
(本名:大竹真さん。ちなみに大竹まことさんは双子。
弟さんは、大竹オサム。本名:大竹修さん。
漫画原作者で日本ジャーナリスト専門学校講師。
http://www.jjc.ac.jp/teacher.html

漢字まで一緒の同姓同名ではないものの、音が同じ。
いい場合ならともかく、犯罪を犯したと疑われる人と
一緒というのは、なんとなくいやだと思うのですが、
どんなものなのでしょう。

ネットを使い始めた頃、GoogleやYahoo!の検索エンジンで、
自分の名前を入れてみた経験を持つ方は多いと思います。
思わぬところに、同姓同名がいたりして…。

自分は、姓名判断は楽しめる娯楽として考えているのですが、
自分と同姓同名の人が、どんな人生を送っているのかが
気になったりします。

皆さんはいかがですか?

そういえば、サイトを作って、同姓同名の人を募り、
本まで出してしまったなんていう動きがありましたね。

田中宏和さんが開いたサイトと、本。
http://www.tanakahirokazu.com/

田中宏和さん 》(アマゾン)

同姓同名を検索した後は、
自分と同じ誕生日の有名人を探しました。

自分と全く同じ年月日生まれの有名人がいたのですが、
後でわかったのは、彼女がサバを読んでいて、
自分より年上だったこと。これにはがっかりしました。
(有名人ではないが、同じ日に同じ病院で生まれた同級生はいる。
彼女のお母さんのお乳をもらって育った。乳兄弟)

自分と同じくというか、自分よりはるか前に、
同年同月同日に生まれた人物がどのような生活を
送っているのかが気になって、探し出した歴史上の人物がいます。

織田信長です。

以前、朝日新聞の土曜版の連載「昔も今も」で
磯田道史さんが、書かれていました。

現在はそれをまとめた本が出版されています。

江戸の備忘録》(アマゾン)

江戸の備忘録》(楽天)


占いは信じていなかったらしい織田信長。

天下をとった信長は、自分と同じ年月日に生まれた者が
どんな生涯を送っているのかを知りたくて、
触れを出し探させ、城に召し出します。

一人の極貧の男性が信長の前に連れてこられ、
言葉を交わします。

《「わしは、天下を取り、お前は極貧。同時に生まれても運命が大分違うな」と》
話しかけた所、極貧の男の答えが信長を大いに感心させ、
金銀、衣類などを与えて帰したそうです。

男がどのように答えたのか知りたい方は、
意地悪をするようですが、
是非、磯田さんの本でお確かめください。

自分などは、余りに見事で哲学的な答えなので、
誰か後世の人物による創作と疑念を抱いたものです。

信長、さらに後世の創作と言えば、

「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」
「鳴かぬなら鳴かしてみしょうホトトギス」
「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」
という、肥前国平戸藩主松浦静山作と伝わる
天下を制した三英傑の性格を表す句があります。

この句よりさらに詳しく、
磯田氏は三人の性格を具体的に記述しています。

猜疑心が強かった信長。
一度不興をかった家臣は、殺されると思い次々と裏切った。

秀吉は、そんな信長を反面教師にして、敵でも許し、
臣下にしたが、家康を信用しすぎて、結果として
権力をさらわれることになります。

家康は、信長以上の合理主義者だったとか。
「大将のつとめは、逃げること」で、剣の修行は不要と広言。
逃げるための手段として、競馬と水泳には、熱心に取り組み、
我が子には、みんなに泳ぎを学ばせたとか。

いやー、面白いですね。

幕末の作者不詳の落首に
「織田がつき 羽柴がこねし天下餅 座りしままに 食ふは徳川」
というものがあると伝えられていますが、まさにその通り。

ちなみに
ホトトギスつながりで、2010年5月17日天声人語が、江戸の俳人素堂の
《〈目には青葉山ほととぎす初鰹(がつお)〉。》を鰹の話をする枕に取り上げています。

この句。
皆さんは、ちょっとおかしいところがあると思われませんか?
俳句に詳しい人ほど、この句には疑問を持つはずなのですが…。

答えは?

《俳句には季語が入るが、普通は一句に一語で、二つあれば「季重なり」と言う。
初心者がうっかり誤ることが多い
▼ところが素堂のは「青葉」「ほととぎす」「初鰹」と三重奏である。》

この人口に膾炙したこの句は、「季重なり」の句なんですね。

言われてみれば、そうですね。
余りに有名な句なので、そんな疑問を抱くこともありませんでした。

有名な作家の作品を名前を変え、出版社に送ったところ、
酷評され、送り返され、出版を拒否されたなんて話を思い出しました。

さて大竹まことさんは、お昼にラジオのレギュラー番組をもっていますが、
その番組内でこのニュースは伝えたのでしょうか、気になります。

http://www.joqr.co.jp/golden/

ありゃ、大竹さんは、お休みだったようです。
お芝居かな?


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