大正天皇のお誕生日はいつ? 明治天皇、昭和天皇、今上天皇の誕生日は知っているのに? [気になるニュース]
少し前に、4月29日が、昭和天皇の天皇誕生日から、
みどりの日になり、昭和の日になったと書きました。
《緑の羽根をつけている人を見た。「みどりの月間」》
というわけで、皆さんは、昭和天皇のお誕生日が
いつかご存じですね。
そして、今上陛下のお誕生日もご存じのはず?
12月23日。
この天皇誕生日は、戦前は、天長節と呼ばれていたそう。
天皇誕生日、日本文化いろは辞典
http://iroha-japan.net/iroha/A02_holiday/15_tenno.html
では、明治天皇のお誕生日はご存じでしょうか?
これは、自分は、小学生時代に知っていました。
大正生まれの祖母が、「文化の日」は、昔、天長節(明治節)で、
明治天皇のお誕生日だったと教えてくれたからです。
(明治天皇の誕生日は、昭和2年に「明治節」という祝日になったようです)
つまり11月3日は、天長節の旗日でお休みだったわけです。
では、大正天皇のお誕生日は?
明治節があるんだったら、大正節があってもいいはず。
また文化の日、昭和の日で明治、昭和両天皇のお誕生日が
国民の祝日として残っているのだから、現在の祝日の中に
あるはず…。
1月1日の元日から数えてみたのですが…。
うーん、わからない。
ネットで調べて見たら、大正天皇のお誕生日は、
1879年8月31日。
あれー、8月31日は、現在、国民の祝日ではない。
さらに調べて見ると、当初2年間は、
大正天皇の天長節は、お誕生日通りの8月31日だったようですが、
晩夏で残暑が厳しく、各種の行事が行いにくいということで、
2ヶ月遅れの10月31日を、天皇の誕生日を祝う日(天長節)にしたようです。
実際の天皇の誕生日と、祝う日がずれていたということですね。
戦前は、元日(四方拝)、紀元節、明治節、天長節を四大節として、
盛大にお祝いしていたみたいですね。
大正天皇の場合は、崩御された後、8月31日もしくは10月31日を、
「国民の祝日に関する法律」などの法律で、祝日とすることなく
過ぎたため、大正天皇に由来する祝日はないようです。
国民の祝日に関する法律
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO178.html
《昭和の日 四月二十九日
激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。》
《天皇誕生日 十二月二十三日 天皇の誕生日を祝う。》
コトバンク、《天長節》
http://kotobank.jp/word/%E5%A4%A9%E9%95%B7%E7%AF%80
いやー、知らなかったなー。
12月23日、今上陛下のお誕生日。
現在の天皇誕生日です。
1948年12月23日午前零時に、
A級戦犯7名の処刑が行われました。
なぜ、この日に?
それを解き明かしたのが、猪瀬直樹さんの本です。
《ジミーの誕生日 アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」》(アマゾン)
文芸春秋の著者インタビュー
http://www.bunshun.co.jp/jicho/0912inose/index.htm
《ジミーの誕生日》(楽天ブックス)
ゴールデンウィークネタをブログに書こうとして検索で来たら
出だしが「ゴールデンウィークが終わりましたね。」??
良く見たら去年のブログでした。
by ☆KEY (2011-04-29 00:02)
11月3日文化の日を間近にして、少し前からこのエントリーにアクセスが集まっています。
by nikitoki (2017-11-01 18:26)
2017年12月1日、皇室会議が開かれ、今上天皇陛下のご退位、皇太子殿下のご即位について話し合われました。2019年4月30日ご退位。5月1日ご即位と決まりました。4月29日は昭和の日。皇室関係の行事が3日連続することになりますね。
by nikitoki (2017-12-01 19:10)
2019年5月1日の「即位の礼」は休日になる可能性があると報じられています。また2019年の天皇誕生日はない模様です。国民の祝日である天皇誕生日は、天皇退位特例法の付則で、皇太子殿下の誕生日2月23日に変更することが決まっています。しかし適用されるのは同法が施行され天皇陛下が退位した時から。2019年は5月1日に即位するため、2月23日は天皇誕生日にならず、また12月23日はすでに退位されたあとなので、やはり天皇誕生日ではありません。
by nikitoki (2017-12-01 19:15)
来年の手帳・カレンダーを買ったりもらったりの季節ですね。手帳
・カレンダー業者が悲鳴をあげているとか。それは12月23日を2019年にどう扱うか。上にもあるように、2019年12月23日は「天皇誕生日」ではなくなります。では平日になるのか? 昭和天皇の場合のように、「みどりの日(現在の昭和の日)」といった国民の祝日になるのか、取り扱いがわからないからです。2019年といっても、すでに2018年版の手帳には記載されることもあり、また2019年の印刷は2018年早々にも始まるため、問題なのです。また新元号も決まっていないため、元号記載をやめ西暦だけを表記しているメーカーも出てきているようです。また割り切って全ページに平成31年と表記すると明言しているカレンダーメーカーもあるようです。世界的にも珍しい元号を今でも使い続けている日本。こうした悩みを持つのは日本だけなのかもしれません。
by nikitoki (2017-12-04 12:26)
2019年の12月23日はすでに天皇誕生日ではないのですが、昭和天皇の時のように、何らかの国民の祝日にはしないというのが政府の方針のよう。これは二重の権威を避けるためとのこと。12月23日の天皇誕生日は、今年と2018年の2回ということですね。
by nikitoki (2017-12-23 11:47)
2018年11月3日、文化の日は、上の記事にも書いたように明治節。明治天皇の誕生日です。そのためかこのエントリーにアクセスが集まっています。
by nikitoki (2018-11-03 21:43)