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国交省、成田空港の上場益で関空を支援。伊丹空港民営化などを成長戦略会議の素案で。

国土交通省が主催し、開いている成長戦略会議。

1月15日に6回目が開かれていますが、
http://www.mlit.go.jp/policy/kanbo01_hy_000575.html
その素案が30日に発表されています。

2010年1月31日、共同通信。47News。
《羽田空港のハブ化目指す 国交省の成長戦略会議》
《国交省、成田上場益で関空支援 成長戦略会議の素案》
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010013001000522.html

国土交通省成長戦略会議の航空分野に関する論点の中間整理素案。

1、関西国際空港の経営支援
  →成田国際空港会社の株式上場益、
    大阪(伊丹)空港の民営化、資産売却による資金の活用。

  関空の今後 
  専用ターミナルを建設し、格安航空会社(LCC)を誘致
  貨物ハブ機能の強化

  大阪(伊丹)空港
  近距離国際線の就航 韓国(ソウル、釜山)や上海とのシャトル便就航
  国内線は、小型機による多頻度運航(新幹線との非競合路線を中心に)
  (地元の協力が得がたければ、中期的には廃港も)

2、羽田空港のハブ化
  国際路線を就航

  一方で、
  成田空港
  国内線の拡充
  格安航空専用ターミナルの建設、LCCの誘致。
  ビジネスジェットの運航

大枠として、地方空港の整備重視→関西、首都圏の基幹空港の強化

伊丹空港に関しては、橋下大阪府知事が、廃港を唱えていますが、
兵庫県知事は反対。
今回の素案に関しても、前原大臣の従来の主張に沿った内容と
なっているようです。

大阪府、平成21年12月14日、第5回の成長戦略会議での発言。
伊丹廃港、関空のスーパーハブ化を主張。

《国土交通省成長戦略会議での提案》
http://www.pref.osaka.jp/koho/chiji/seityousenryaku.html

(前原大臣は、関空の着陸料の大幅な引き下げを求める発言を、
第5回会議の前に行っている)

羽田と成田の住み分けをなくし、
羽田の国際線強化を打ち出していますが、
伊丹に国際線の一部を戻すことに関しては、
今後、大きな議論がありそうです。

47News、2010年1月31日。
《航空分野の中間整理素案要旨 成長戦略会議》
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010013001000527.html

2009年12月21日、読売新聞、関西。
《背水関空<番外編>まず独立 あとは競争…国交省成長戦略会議・中条潮委員に聞く》
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco/news/20091221-OYO8T00331.htm



 


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