森繁久彌さんの葬式饅頭は、虎屋謹製。皆さんの地域ではまだこの風習はありますか? [気になるニュース]
不世出の名優、森繁久彌さんのお葬式が、
青山葬儀場で行なわれました。
2009年11月20日、朝日新聞。
《森繁久弥さん葬儀 小林桂樹さんや竹脇無我さんら弔問》
http://www.asahi.com/showbiz/news_entertainment/TKY200911200154.html
この葬儀にお友だちのお母様が参列され、
お饅頭を頂いて帰られたと伺いました。
それは虎屋謹製のものだったとか。
午後からは、一般の方もお別れをされ、
その方々にも配られたようです。
最近では、珍しくなりましたが、お葬式の時に、
こうしたおまんじゅうを配るのは、
一般的なことでした。
あなたの地域ではいかがですか?
自分が知っている限りの葬式饅頭は、
白のこしあんの薯蕷饅頭なのですけれど、
地域によっては大きく違うようです。
以前、聞いた話では、北海道では、中華饅頭が
お通夜やお葬式に配られるとか。
中華饅頭といっても、我々が一般に想像する
あんまん、中華まんというアレではありません。
どら焼きの細長い形を想像してもらえば、
それに近いかもしれません。
http://www.hokkaido-jin.jp/issue/sp/200405/special_08.html
《じっくり練り上げられた北海道産小豆餡をたっぷり詰め込んだ逸品です
♪創業130年の老舗「香花堂」の中華饅頭♪【h-pointoup090915】》
(楽天)
祖母は、ずっと関西に住んでいましたが、関西では、
紅白ならぬ黄白の組み合わせでした。
(白はこしあん。黄色が粒あんだったかなー)
小さい頃は、ほとんど親がお饅頭をもらってきたのですが、
その際に、約束事がありました。
それは、冷たくなったおまんじゅうは、そのまま食べる、
もしくは、蒸かし直すのはいいが、決して、焼いてはいけないということ。
これは、もしかして自分の家だけのルールだったのかなー?
理由は、おそらく遺体を焼くことを思わせるからかと…。
(両親、祖母にわけを尋ねたことはありませんが)
四国の親戚では、饅頭のかわりに、
様々な色の餡で作った菊の花のお菓子が
出たこともあります。
これは結婚式の引き出物としても使われ、
その際には、形が縁起のいい鯛、松などになります。
(「あんもん」と呼んでいた。なお「蒲鉾」でそうした
おめでたい形を作る場合もある)
こんなサイトを発見しました。
2006年7月15日、
《完全攻略!日本全国葬式まんじゅうMAP》
http://blog.livedoor.jp/boshiro/archives/50542900.html
やはり地域が変われば色々、風習が変わるものですね。
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あ、そうだ。
「葬式饅頭を食べて、もっと食べたい」とか、
「美味しい」というのもタブーだった。
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