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驚き、2323万円の白トリュフ。11月12日のお昼は白トリュフ(オイル)を使ったキノコのスパゲティ。 [グルメ]

知り合いから、白トリュフを頂いたので、
キノコのパスタを作ることに。

いや、本物の生の白トリュフではなくて、
正直に白状しますと白トリュフオイルです。
それもスプレー方式になっているもの。

なんでもイタリアの今年の白トリュフは、高いらしいですねー。

11月12日のAFP(フランス通信社)、
イタリアで白トリュフのオークション、落札価格は2000万円超
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2310761/2340813
によれば、アルバのトリュフ祭りのオークションで出された白トリュフは、
《重さ750グラムの白トリュフが14万3000ユーロ(約2323万円)》ですって。

1㌘あたりおいくらでしょう。
アバウトですが、1㌘あたり3万円余りです。

これはあくまでもチャリティ価格なので、こんな値段になってしまったのですが、
それでも、質のよい白トリュフは、100㌘で4000ユーロのものが。
ということは、1㌘で40ユーロ。160円で計算すると、6400円余り。

1グラムですよ、1グラム。

とてもそんな代物には手が出せないので、
先日、書いた永谷園方式を使って、白トリュフのパスタもどきを作ることにしました。

松茸ご飯に松茸パスタは、○○園製。》 

材料は、乾めんのスパゲティ。
キノコ類は適当。
今日は、冷蔵庫にあったマイタケ、椎茸(一応、国産の原木栽培)
しいたけブラザーズの「原木しいたけ」。原木の菌打ちのアルバイトは結構、楽しい。
で書いた、「しいたけブラザーズ」のものではありませんけれど。
他にエリンギ、シメジなんか、安くて手に入れやすいものをいれても可。
但し、エノキダケは、なぜかあんまりよくないのですね。これは好みなので…。

後は、にんにく、生姜(身体を温めるので、生姜をいれます)
長ねぎ(緑の部分もいれます)

そして、白トリュフオイル。
白トリュフオイル55ml
そんなに使わないかもしれないという人は、小さいサイズもあります。
白トリュフオイル10ml(ポッディ)
パルミジャーノとトリュフ、さらに塩でペースト状にした
トリュフペーストを加えると、さらに豪華に、本物に近づきます。
白トリュフペースト25g(ポッディ)

作り方は、簡単。
〇お湯を寸胴鍋(もしくは中華鍋)でわかす。100グラム1リットル見当。
 但し、塩は、沸騰してからいれる。
 《「ためしてガッテン」で美味しいパスタの作り方を特集。》を参照。
〇アーリオオーリオを作る。
(とにかくゆっくりと加熱。自分の場合は、ニンニクを薄切りにしますが、
手早く作りたいという方は、みじん切りにして、弱火でいためると時間が短縮できます)

〇生姜のみじん切り、(もしくは薄切り)を投入。
これは、ニンニクと同時でも可能。香りを出すため。新生姜だと、繊維質が気になりませんが、
古い生姜だと歯にさわるので、細かく、繊維に沿って切った方がよし。

〇ネギを投入。
ネギはそぎ切り。いれたら、火を強め、バラバラになり、しなっとなるまで炒めます。

〇続いて、キノコ類を投入。
シイタケは、細めに。マイタケは、手で適当な大きさに裂きます。
ここで、アーリオオーリオをよくからませ、キノコ類から旨味の出汁が出るまで、
よく混ぜて炒めます。(軽く、塩、胡椒)

〇スパゲティと和える。(ここが一番のポイント)
ゆで時間が12分と書かれたスパゲティなら、10分ほどで、湯を切る。
そして、フライパンのソース(ここでは炒めたキノコ類)と合わせる。
その際に、ゆで汁をオタマに一杯分ほどいれる。
(スープパスタ風にしたい場合は、もっと)
そして、そのゆで汁とキノコの旨汁をパスタにじっくりと吸わせ、
表面にいりつけるように、できる限りの強火で和える。
フライパンにこびりついているのは、旨味なので、こそげ落とすように、
からめる。そのためには、決してキノコ類を炒める時に焦がしてはいけない。

〇鍋横には、ゆで汁で温めておいたお皿、テーブルには、フォーク類、
 さらにパルミジャーノを準備。
 一緒に食べる人がいる場合は、その人をテーブルにつかせる。
〇盛りつける。パルミジャーノ、そしてトリュフオイル。
 パスタ、キノコを盛った後、熱いうちに大量のパルミジャーノをかけ、
 一度、そこでよくかきまぜ、チーズを溶かし、麺にからませる。
 その後、上からトリュフオイルをたっぷりと。
 但し、そこは、オイルの悲しさ。熱ですぐに香りが飛んでしまうので、
 お皿の上に、鼻をおいて、部屋に放たれた香りを鼻孔にいれながら、
 パスタを急いで食べる。
注意
 キノコ類には、塩気がないので、パスタには、しっかり目に塩味をつける。
 キノコ自体の塩加減は、ゆで汁の塩気で最終調整。
 トリュフオイルは、決して火にかけてはいけない。
 かける時は、火からおろしてから。食べる直前、最後に。
応用編
〇カロリーを気にしないならば、生クリームソースにしても。
 但し、生クリームを使う時は、火を通し過ぎないこと。
 またマイタケなどを使うとソースが黒くなってしまうので、
 白っぽいキノコ類(例えばエリンギ)がいいかも。
 胡椒も白胡椒を使うと綺麗な色合いに仕上がる。
〇余ったトリュフオイルは、卵料理に。オムレツなどを作ると最高です。
 但し、オムレツも火を通し過ぎないように。
〇乾燥ポルチーニを使ったスープスパ。
 乾燥ポルチーニは、乾燥シイタケと同様、水で戻して使います。
 この戻し汁を利用して、リゾットなどを作りますが、他のキノコと一緒に、
 炒め、スープを残しスープスパ仕立てにしても。
 《イナウディ 乾燥ポルチーニ高級
 なお、出汁がよくでて、意外に洋風の味にあうという新しい素材として、
 茶樹キノコがあります。
茶樹きのこ 【6月下旬頃発送分】》(店舗改装中かも)
こっちだったらあるかな? (現在、週1回の配送だとか)
茶樹きのこ 40g
こちらは、生。
門外不出・幻の・・・【きのこ】茶樹茸(100g/パック)【新潟・長野産ほか】

来年こそは、アルバのトリュフ祭りで、トリュフ三昧したいなー。


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コメント 1

ryuji_s1

白トリュフのスプレーですか
いろんなものがありますね。

こちらのレシピもオイルを使っています、
by ryuji_s1 (2007-11-16 14:53) 

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