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洗濯物を届けてくれる「洗濯便」が人気。旅行先での下着問題。 [旅行]

今から10年以上前、世田谷に仕事場があった時、
ある紙袋を買いました。

確か2000円ほどだったと思います。
単なる紙袋にしては高いかもしれませんね。

けれどそれは、袋に、汚れたトランクス、Tシャツ、タオルなどを詰め、
電話すると取りにきてくれて、洗濯(水洗い)し、たたんで返してくれる
というサービス用の紙袋だったのです。
(電話番号先は、自由が丘付近だったような)

いつか利用しようと思っているうちに、
機会を逃し、結局、利用していません。
多分、今の仕事場のどこかを探せば、その袋はあるはずですが、
おそらくその会社はなくなっていると思います。
(電話番号は、03の下が3桁だった、ということは何年前?
1988年から1991年ごろに4桁になったのだから…)

そんなことを思い出したのは、
10月2日、読売新聞夕刊の《あんぐる》に
《洗濯物 お届けします》として、


洗濯の宅配サービスが紹介されていたから。

アイ・オープロデュースという会社がヤマト運輸と
提携して行っている「宅配洗濯便」というサービスです。
http://sentakubin.shop-pro.jp/
現在(~10月31日)、キャンペーン中で、関東圏内なら
2980円で、重さは8キロ程度まで、
袋に詰め込んだ衣類を洗濯して届けてくれるようです。

もともとは、その会社は、これより先に「トラベルせんたく便」
というサービスを行っていたよう。
http://www.travelsentakubin.com/index.html
これは、成田空港で、帰国した旅行客の衣類を引き取り、
洗濯して届けるというサービスです。

確かに、旅行から帰ってきての洗濯というのは、手間かもしれません。
それを代行してくれるというのは、いいかもとも思えるのですが、
知り合いの中には、汚れた下着は旅行では発生しないという人がいます。
そうした人にとっては不要なサービスですね。

どういうことか?

その人は、旅行にはいつも使い古しの下着を持っていき、
旅先で汚れれば、洗濯せず捨ててしまうのですね。

もしくは、紙下着を持っていくという人も。
ご存じですか?
使い捨て用の旅行下着です。
旅行にも最適。2~3回の洗濯も可能です
【防災 入浴・衛生用品】 使い捨てブリーフ(5枚入り)

旅に便利な使い捨て下着ペーパーアンダーシャツ Mサイズ
吸湿性に優れ着心地抜群【旅行用下着】

女性用のものもあるようです。
【旅行用品】ペーパーショーツ

かと思えば、旅行には必ずまっさらな下着を着用し、
持っていくという人もいます。

その理由は、大きくわけて二つ。
一つは、いつ外で倒れたり、病気になって下着を
見られるような事態が起きても恥ずかしくないように。
二つは、新しい下着は、災難避けの働きがあるんだそう。
(何か新しいものを一つでも身につけていると災いが遠のくという考え。
マザーグースに歌われているという、結婚の時のサムシング・フォー。
サムシング・ブルー、サムシング・ニュー、サムシング・オールド、
サムシング・ボローと同じ?)

この場合は、新しいということで、旅先で捨てないで、持ち帰ってきますね。
そうなると上のサービスが必要となってくるかも。

そもそも「旅先で汚れた下着をどうするのか?」
それの答えによって、洗濯便の必要性が左右されます。

皆さんはどうされています?
周囲を見渡すと、人によって流儀があるようです。

考えてみれば、持っていく下着の枚数も問題ですね。
例えば7泊8日なら、皆さんは何枚(何組)、下着を持っていきますか?

自分の場合、3~4枚でしょうか。
毎日はきかえて、途中、ホテルの部屋で、
手洗いするというスタイルです。(そうでない場合もある)

ところが、ある友達は、7泊だったら7枚(組)持参すると。
洗濯する時間がもったいないという訳です。
下着なので、かさばらないし重くもないのでと。

かと思えば、2枚(組)しか用意しないという友達も。
毎日、シャワー(風呂)の時に、一緒に下着を洗ってしまう。
手間も時間もかからず、荷物も少なくすんでいいのだと。

洗濯する場合、場所も問題ですね。
さすがにホテルのランドリーサービスに下着を出すのはねー。
ホテルなら、風呂場、洗面所でしょうかね。

ホテルで洗わず、コインランドリーを利用するという友達も。
(国内のビジネスホテルの場合、ホテル内にコインランドリーが
設置されている所も増えてきましたね)

自分もニューヨークに行った時に、ホテルの近所の
コインランドリーに行って、洗濯したことがあります。

映画だかテレビのドラマか忘れましたが、
コインランドリーで出会い、そこから…なんてのを見たので、
新しい何かを求めて…行ったわけではありません。
(日本映画の「ランドリー」では断じてありません!)

単にどんなところか知りたくて、好奇心で訪れただけです。
マジソン・スクエアガーデンの近くだったと思います。
かなり巨大なところでした。

何十台もの洗濯機がずらっと並んでいます。
奥には、洗剤、柔軟剤の自動販売機のほかに、
コーラなど清涼飲料水の自動販売機も。

そしたらどう見ても、自分のものではないだろう洗濯物を、
複数の洗濯機からとりだしてバッグに詰めている男性がいるんですね。

不審に思って見ていると、目があってしまいました。
「危ない」と思って、目をそらしたのですが、遅かった。

やってきました。
そしたら、自分が持っていたバッグを指さして、
「洗濯物を、〇ドルで見てあげるからどう?」てなことを、
英語で話しかけてきた訳です。

ところがこちらは、「奴は洗濯物泥棒かも」と思って気が動転していますから、
ただでさえ弱いリスニング能力が落ちていて、意味がとれません。

何度か向こうは、話しかけてきたのですが、
「とうとうこいつに話しかけても無駄だ」と思ったのか、
離れていってしまいました。

そう彼は、コインランドリーにずっといて、
洗濯物を持ち主にかわって出し入れするというシノギを
している人だったのですね。
(元手がいらず、もうかる。おそらく今風にいえばホームレスの
人の仕事?だったのかも)

なんだか、どんどん話が逸れて行ってしまったようです。
旅行先の下着についてでした。

スーツケースは、宅配。
下着も成田で回収し、洗濯して宅配してくれる。
便利になったものです。
でもちょっと抵抗あるなー。

重たい荷物と一緒に家まで帰ってきて、
玄関をあけて、どっこいしょとスーツケースをいれて、
そこで荷をといて、汚れ物を洗濯機にいれて、
洗剤をほおりこみ、スイッチをポン。

洗濯機に水が張られる音を聞きながら、キッチンの冷蔵庫をあけ、
缶入りのジュースかなんかを取り出し、リビングのソファに座る。

郵便受けからとり出したた手紙、ハガキなどを眺めながら、
ジュースのプルトップをひいて、一気飲み。

ここまでが「旅行」のような気もするのですが…。

ところで、昔、買った、洗濯の集配、宅配をしてくれるという袋。
そのビジネスのオリジナルは、確かアメリカと聞いたのですが、どうなんでしょう。

上記の洗濯便、トラベルせんたく便は、ビジネスモデル特許を出願中のよう。
随分前からあったものなのにね。
先にとにかく出願したものがちなのかなー。

昔の紙袋の顛末を知りたい気がします。
もしご存じの方がいらしたら、どうぞ教えて下さい。

調べたら、
アサヒコムの2007年9月18日の記事。
Tシャツや下着洗います 米国発ビジネスが都内に
http://www.asahi.com/life/update/0918/TKY200709180308.html
そこで紹介されているデリウオッシュ
http://www.deliwash.com/
ウォッシュ&フォールド 
http://www.wash-fold.com/

おおー、それによれば、
「ウォッシュ&フォールド」の《山崎美香社長(38)は元々、カフェの経営者。
米ニューヨークに2週間の予定で視察にいった時、コインランドリーを使って驚いた。
スペイン系の女性が、料金を払えば「代わりに洗ってたたんでおく」と持ちかけてきた。
米国ではよく目にするサービスと知り、日本に持ち込もうと思い立った。》

あ、自分は、山崎社長より、随分前に同じ体験をしたんですねー。
でも自分の場合は、そのまま。
山崎さんは、ピンと来て、カフェをやめて、この商売を始めたと。

ただ単に知っているだけではダメで、実行しないといけないということでしょうか?
まあ時期もあるんでしょうけれど。
(知ったころにやっていたら、あの紙袋の会社と同様、なくなっていたでしょう)

これは、ウィーンで、広告をいれて格安にしていたコピーを体験し、
帰国して「タダコピ」を知った時以来の衝撃だなー。
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