SSブログ

スポンサーや談合にも「ズバッ!」と言って下さい。 [気になるニュース]

ブログをやっていらっしゃる皆さん。
そしてこうして読んで下さる皆さん。

最近、ブログに記事を書くと、幾ばくかのお金がもらえるという
サービスがあることは、ごぞんじでしょうか?

このブログでもかつてそれについて書きました。
ブログ執筆で原稿料、あのA8も始める
決して真似をしないで下さい。「ブログに原稿書いて報酬」、
ある知人のやり方

ブログを書いて原稿料

大抵のサービスは、その記事が広告である旨、書くことは許されません。
広告であることを隠して、宣伝がなされるわけです。

以前、
ヒモ付きなのに隠して?商品紹介。女子大生ブログが炎上!
というエントリーも書きました。
本当は、その企業からお金をもらっていたのに、それを隠して、
ブログに商品の体験記事を書いていた女子大生が、
非難を受けたというものです。
その非難のやり方や程度は問われるべきだと思いますが、
非難自体はある意味、当然だと思います。

《「あるある」謝罪放送、スポンサー「花王」降りる。
事実上打ち切り。後番組は

でも、記しましたが、ブログより影響力の大きいテレビで、
それが広告であることを隠して宣伝が行われていたらどうでしょうか?

もともと民放は、ビジネスモデルとして、スポンサーがいて、
そのお金が番組制作費となり、放送され、視聴者に届けられます。

公のものである電波を利用する放送局は、
それゆえ厳しい制約をうけ、
法律や業界の自主基準で縛られています。

その一つが、コマーシャル時間の制限です。
放送局は一定時間以上のコマーシャルを流すことはできません。
ということは、番組本編の中でコマーシャルは、
行ってはいけないということになります。

視聴者は、「これはコマーシャルである」とわかっている必要があるのです。
ですから、番組が裏で企業とタイアップして、番組本編のふりをして、
放送するのは、実質的なコマーシャルであり許されないことになります。

また報道においては、公平、中立性が求められます。
民放はスポンサーに弱いとはよく言われることですが、
報道番組のスポンサーにもし不祥事があれば、
それを躊躇なく取り上げることが求められます。

そうしないと、その局は視聴者の信頼性を失い、視聴率はさがり、
やがてスポンサーさえも失ってしまうことでしょう。

報道番組に携わるキャスター、司会者、コメンテーターにも、
個人とはいえ、放送局と同様な姿勢が求められていると思います。

キャスターがある特定の企業、団体、業界から
お金をもらっているとしたら、どうでしょう?

皆さんは、許しますか?

キャスター、司会者、コメンテーターも人の子。
生活するためにしょうがない。
それは放送局と同じ。

わかりました。
放送局は、どこからお金をもらっているかが、
コマーシャルという形でわかっています。
もしキャスター、司会者の中に、そうしたお金をもらって
いる人がいたら、それを明らかにしておいて欲しい
と思いますが、如何ですか?

例えば、その企業、団体が不祥事を起こした場合、どうでしょうか?
そのキャスターが企業、団体との関係を言わないままに、
番組を進行したり、コメントしたりするのは、許されることでしょうか?

「報道」ではありませんが、より公平性、中立性が求められる
刑事裁判の世界では、被告人と何らかの関係がある裁判官は、
除斥、忌避、回避という制度があります。
その裁判には関わらないというものです。

大きな影響を与える報道でも、
そうしたことが求められているのではないでしょうか?

アパグループの偽装が問題となっています。
また談合事件が世間を騒がせています。

みのもんたさん。
アパグループと、金銭を伴う関係はありますか?
代表取締役をつとめる株式会社ニッコクは過去、
何度も談合により、摘発され処分を受けていますね。
それについてはどのように釈明されたのでしょうか?

《「あるある」謝罪放送、スポンサー「花王」降りる。
事実上打ち切り。後番組は

の最後の部分を再録いたします。

テレビに映っているあれもこれも、ひそかにコマーシャル。
情報、報道のふりをした商品広告だとしたら…。
もしかしたら、自分は、トゥルーマンかもしれない。
あなたは、そうでないと言い切れますか?
トゥルーマン・ショー(通常版)

あなたが楽しんでいるクイズ番組に、
裏がない、やらせがないと思っていますか?
クイズ・ショウ

ニュース番組に圧力がないなんて思いますか?
民放はお金を出してくれるスポンサーが必要です。
スポンサーを得るためには、放送局にとって視聴率が大事。
報道番組、ニュースも視聴率の制約があり、
スポンサーがCMを流しています。
グッドナイト&グッドラック

ご注意!
《》内に下線が引かれてる部分は、アマゾンへのリンクになっています。
クリックして、購入して頂くと、代金の一部がリンクを貼った人に報酬として
与えられる成功報酬型広告、いわゆるアフィリエイトになっています。
何を言いたいかというと、このリンクも経済的な利益が関係している
「広告」だということです。念のために申し上げます。


考えてみれば、法律を作る政治家と金の関係も
今、大きな問題となっています。

国からのお金だけで、つまり完全に「ひもつきでない」お金で、
政治活動をするのが理想でしょう。
しかしすぐにそれはできないでしょう。

となれば、せめて政治に関わるお金の出入りは透明にしてもらって、
誰がどんな「ポジション」にあるのかが、わかるようにして欲しいものです。
報道機関は、それをこそ、われわれに教えて下さい。

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(4) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 4

トラックバックの受付は締め切りました